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トヨタ、「ノア」「ヴォクシー」など39車種で燃料ポンプに不具合 計21万363台をリコール
2020年10月28日 16:49
- 2020年10月28日 発表
トヨタ自動車は10月28日、燃料ポンプの不具合でエンストにいたるおそれがあるとして、「ノア」「ヴォクシー」やレクサス車、ダイハツ「アルティス」など39車種、計21万363台のリコールを国土交通省に届け出た。
対象モデルは、トヨタブランドの「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」「クラウン」「ハイエース」「レジアスエース」「カムリ」「ランドクルーザープラド」「ハリアー」「ランドクルーザー」「センチュリー」「トヨタ救急車」「クラウン パトロールカー」。
レクサスブランドの「RX300」「RX450h」「RX450hL」「NX300」「ES300h」「IS200t」「IS300」「IS350」「IS300h」「LS500」「LS500h」「LC500」「LC500h」「GS200t」「GS300」「GS350」「GS300h」「GS450h」「LX570」「RC200t」「RC300」「RC350」「RC300h」。
ダイハツ工業のOEMモデル「アルティス」。
不具合は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため樹脂密度が低くなり、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合では走行中エンストにいたるおそれがある。
改善措置として、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
対象車両の製作期間は2017年7月5日~2019年12月6日。これまでの不具合件数は109件、事故は発生していない。
なお、このリコールは2020年3月4日付け届出番号「4683」にてリコール届出したものであるが、検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、新たに届出するものとなる。