日産自動車は10月29日、LEDフォグランプが保安基準を満たさないおそれがあるとして、「セレナ」の1車種、計2万2955台のリコールを国土交通省に届け出た。
不具合は、LED仕様のフォグランプにおいて、製造過程で搬送する際の荷姿設定が不適切なため、搬送時の衝撃によりレンズの位置がずれ、光軸が保安基準を満足していないおそれがある。
改善措置として、全車両の左右のLEDフォグランプを点検して、レンズの位置がずれている場合は良品に交換して光軸調整する。
対象車両の製作期間は2019年7月12日~11月15日。これまでの不具合件数は0件で、事故は発生していない。