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ホンダ、八郷隆弘社長がSUPER GT年間チャンピオン獲得にコメント

高橋国光監督、山本尚貴選手、牧野任祐選手のコメント掲載

2020年11月29日 決勝開催

優勝し、年間チャンピオンを獲得した100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)

 SUPER GT最終戦の決勝レースが11月29日、富士スピードウェイで開催され最終ラップに逆転した100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐組、BS)が優勝した。ホンダの年間チャンピオン獲得は2018年以来となる。この年間チャンピオン獲得に対し、本田技研工業 代表取締役社長 八郷隆弘氏がコメントを発表した。

 高橋国光監督、山本尚貴選手、牧野任祐選手のコメントともに掲載する。

本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘氏のコメント

 SUPER GT GT500クラス制覇を達成した山本選手/牧野選手と、高橋総監督をはじめとするチーム および関係者の方々、そして、いつも応援してくださっているファンの皆様に心より感謝申し上げるとともに、このタイトル獲得をともに喜びたいと思います。また、車両新規定が適用された初めのシーズンに向けて勝てるマシンを開発してくれたHRD Sakuraのメンバーの技術と知恵、努力をねぎらいたいと思います。

 第7戦でNSX-GT勢が大活躍する様子をサーキットで目の当たりにし、あらためて今日のレースを本当に楽しみにしていました。この劇的な勝利を応援して下さる皆さまと共にできたことは本当に良かったと感激しています。新型コロナウィルスの影響の中、関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。またこれからも参戦するすべてのカテゴリーで情熱を持ってチャレンジしてまいります。引き続きご声援をよろしくお願いします。

TEAM KUNIMITSU 山本尚貴選手のコメント

 今日は本当に苦しい戦いでした。勝たなければチャンピオンがないことはわかっていたので、とにかく最後まであきらめないでプッシュしつづけました。路面、気温が低く難しいレースでしたが、最後の勝負に勝つことが出来ました。RAYBRIGの看板をしょって最後の戦いで勝てて本当に良かったです。スポンサーしてくださったRAYBRIG、BRIDGESTONE、牧野選手、チーム、HRD-Sakura、Honda、応援してくださったファンの皆さんに感謝します。ありがとうございました。

TEAM KUNIMITSU 牧野任祐選手のコメント

 レースをやっていて本当に良かった。言葉がありません。今シーズン新しい車、新しいチームで学ぶことばかりでした。アクシデントを乗り越え戦い続けることがこういう結果をもたらせてくれるとは思ってもいませんでした。山本選手にいっぱい教えてもらい、今日は粘りの大切さを教えられました。チーム、HRD-Sakura、Honda、応援してくださったファンの皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。

TEAM KUNIMITSU 高橋国光総監督のコメント

 2018年に初めてチャンピオンを獲得し2回目のチャンピオンがこのような劇的な結果で獲得できこんなうれしいことはありません。自分のレース人生の中で一番の勝利でした。山本選手、牧野選手、チームスタッフ、速い車をつくってくれたHRD-Sakuraの皆さん、Hondaの皆さんそして長年にわたり応援いただいたRAYBRIGの皆さん、ファンの皆さん本当にありがとうございました。

年間チャンピオンを獲得した山本尚貴選手(右)、牧野任祐選手(左)