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ホンダ「ウエルカムプラザ青山」で、レッドブルとアルファタウリのF1マシン展示 インディ500優勝車やSUPER GT優勝車も

12月15日~29日

2020年12月15日~29日 開催

「Honda ウエルカムプラザ青山」に展示された「Aston Martin Red Bull Racing RB16 展示車」。展示開始前日のため、タイヤには保護ラッピングが施されている

 本田技研工業の本社ショールーム「Honda ウエルカムプラザ青山」(東京都港区南青山)は、12月15日~29日に「2020 Hondaモータースポーツ展示」を開催する。このイベントは「2020年の頂点をめざして、駆け抜けたマシン達」を展示するもの。佐藤琢磨選手が2020年に2度目のインディ500制覇を成し遂げた優勝車の展示は行なわれていたが、12月15日からはF1マシンの展示車も加わった。

 前日となる14日夜、「Aston Martin Red Bull Racing RB16 展示車」「Scuderia AlphaTauri Honda AT01 展示車」「Honda RA618H 展示モデル」がウエルカムプラザ青山に運び込まれた。展示車や展示モデルと名前が付いているように、これらは実際にF1を戦ったものではなく展示用に作られたものになる。とはいえ、サスペンションアームなどを見るといろいろ作り込まれており、現代のF1マシンの迫力あるプロポーションを楽しめる。

ウエルカムプラザ青山内に運び込まれるレッドブルのRB16。手前はインディ500優勝車
F1マシン2台の位置決めを行なっていく
「Scuderia AlphaTauri Honda AT01 展示車」
AT01のサイドポンツーンに描かれた「HONDA HYBRID」の文字

 エンジンも展示モデルと名付けられているが、ねじの1つ1つにロック材が塗られた後があるなど、ハイブリッドユニットとなったF1パワーユニットならではの精巧な作りとなっていた。

「Honda RA618H 展示モデル」。このエンジンはトロ・ロッソ STR13に搭載されたもので、現在のホンダF1の躍進のきっかけになったPU(パワーユニット)

 実車としては、先ほど触れたインディ500優勝車の「Rahal Letterman Lanigan Racing IR-12 実機」に加え、SUPER GT最終戦富士で大逆転の末、年間チャンピオンを獲得した「100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐組)」も展示に加わった。これらの実車とともに、F1展示車を年末まで楽しめる企画となっている。

100号車 RAYBRIG NSX-GTが運び込まれてきた
位置決めをされるRAYBRIG NSX-GT
SUPER GT最終戦富士はレイブリックカラー最後の戦い。100号車にメッセージが刻まれる

 4輪車のほか2輪車についても展示が行なわれ、「MotoGP Repsol Honda Team RC213V 展示車」「EWC F.C.C. TSR Honda France CBR1000RR-R 実機」「TrialGP Repsol Honda Team Cota4RT 実機」などが運び込まれていた。

 ウエルカムプラザ青山は青山一丁目の交差点に面しており、地下鉄「青山一丁目」駅(5番出口)からは徒歩数分以内。ショールーム内にはカフェやフリーWi-Fi、ポータブル電源などもあるため、ちょっとした休憩にも便利に使えるので立ち寄ってみていただきたい。