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コムテックとマクセルが車載製品の開発で業務提携契約を締結

両社の強みを活かしたさまざまな新しい製品の開発を計画

2020年12月15日 発表

 コムテックとマクセルは12月15日、業務提携契約を締結したと発表した。今後、マクセル独自の画質補正、色復元技術を適用し、夜間や悪天候時でも鮮明な画像を録画できるドライブレコーダーを、2021年度内を目標にコムテックで製品化するとしている。

 昨今、あおり運転や危険運転、交通事故の証拠として、動画を記録できるドライブレコーダーの需要が急速に拡大する中、この業務提携によりコムテックが長年製品開発に取り組んでいるドライブレコーダーなどで培ってきた車載製品技術と、マクセルがプロジェクターや映像表示装置の開発・製造で長年培ってきた独自の画質補正、色復元技術、光学技術や画像処理技術を融合させ、ドライバーの安心、安全に寄与する新たな技術および製品の開発を目指す。

マクセル開発の画質補正技術の適用例
コムテックのドライブレコーダ

 また、ドライバーへの安全運転の啓発を目的とし、マクセルが培ってきた表示技術を活用した車内コンシェルジュなどを表示できる製品も共同開発するとともに、ドライバーの安心、安全に寄与する、両社の強みを活かしたさまざまな新しい製品の開発を計画しているという。