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2020年度第1四半期のドラレコ出荷実績70万4872台。前年同期比35%減

2020年7月21日 発表

 JEITA(電子情報技術産業協会)は7月21日、2020年度第1四半期(2020年4月~6月)のドライブレコーダー国内出荷実績を公表。2020年度第1四半期の累計出荷台数は70万4872台となった。

 前年同期となる2019年度第1四半期(2019年4月~6月)は108万2242台となっており、前年同期比65.1%で約35%減。政府による緊急事態宣言の影響があったとみられる。

 統計参加企業は、アイ・オー・データ機器、アルパイン、JVCケンウッド、、デンソー、デンソーテン、パイオニア、パナソニック、三菱電機、矢崎エナジーシステム、ユピテル、TCL、コムテックの計12社。

警察庁が公表したリーフレット

 なお、6月30日からは「あおり運転」の厳罰化のため「妨害運転罪」が創設された。警察庁においても運転行為が記録されることから、妨害運転などの悪質・危険な運転行為の抑止に有効とし、ドライブレコーダーの装着を呼びかけている。

 改正道路交通法では、通行妨害目的で交通の危険のおそれのある方法により一定の違反をした場合、罰則として3年以下の懲役または50万円以下の罰金、行政処分として違反点数25点で免許取消し(欠格期間2年)となる。

 上記の行為に加えて、著しい危険(高速道路での停車など)を生じさせた場合では、5年以下の懲役または100万円以下の罰金、違反点数35点で免許取消し(欠格期間3年)となる。