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ケンウッド、あおり運転を自動検知する「AIセンシング」機能搭載ドラレコ「DRV-MR8500」

後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知・録画

2020年9月中旬 発売

オープンプライス

ケンウッドブランドの前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR8500」

 JVCケンウッドは7月22日、ケンウッドブランドからあおり運転を自動検知する「AIセンシング」機能を搭載した前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR8500」を9月中旬より発売すると発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は4万2000円前後。

 DRV-MR8500に搭載された新開発のAIセンシング機能は、後方車両をリアカメラが捕捉して、後方の車両が同機能の検知エリアに侵入すると自動で検知し追尾を開始。さらに後方車両が検知エリア内で蛇行運転を繰り返したり、急接近するとドライバーに警告音と画面表示で知らせるとともに、録画映像を書き換えがされないイベントフォルダに自動的に移動、保存される。

DRV-MR8500に搭載された新開発のAIセンシング機能

 また、フロント・リアの両カメラにF1.6の明るいレンズの採用に加え、500万画素の「STARVIS」CMOSセンサーを搭載。暗い環境でもノイズの少ない高感度録画と、フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHDでの高画質録画を実現する同社ドライブレコーダーのフラグシップモデルと位置付けられる。

DRV-MR8500の主な特徴

 同社ドライブレコーダーでは初となるF1.6の明るいレンズの搭載により、暗い場所や夜間でもノイズが少なくクオリティの高い映像録画が可能。高感度な裏面照射型CMOSイメージセンサー「STARVIS」を採用して、夜間や暗いトンネル内の走行時も前方・後方ともに、対向車や歩行者など対象物の色や形をしっかり認識し、明るく鮮明かつ高画質な映像で録画。

 HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載して、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した録画を実現するという。

 さらに、フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHD(Wide Quad HD)3.7メガ録画を実現。リアカメラに「スモーク シースルー機能」を搭載して、リア・スモークガラスでも明るい映像で録画可能とした。

 microSDカードダブルスロット搭載によるリレー録画が可能なほか、最大容量128GBのmicroSDカードに対応。SDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー」機能やSDカードの交換時期を画面表示と音声案内で知らせ、録画エラーを未然に防ぐSDカード寿命告知機能を搭載する。

 そのほかにも、24時間365日の長時間「駐車録画」に対応し、さまざまな車両状況を記録できる4つの録画機能を搭載。ドライブをサポートする「運転支援機能」などを採用している。