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ケンウッド、最長33時間録画可能なドラレコ「DRV-350DC」「DRV-350DT」

トラック事業者やレンタカー・カーリース車両管理者のニーズに対応

2020年10月中旬 発売

オープンプライス

DRV-350DC(左)とDRV-350DT(右)

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドから特定販路向けドライブレコーダーの新ラインアップとして「DRV-350DC」「DRV-350DT」の2モデルを10月中旬に発売する。価格はともにオープンプライス。

 ここ数年、個人だけでなく運送事業者におけるドライブレコーダーの装着が増加する中、特にトラック事業者からは「長時間の運転を要する長距離トラック向けに、より長時間録画への対応」を求められていたという。

 そこで両モデルは、トラック事業者やレンタカー・カーリース車両管理者のニーズに応え、最長約33時間(32GBのSDカードを使用時)の録画ができる長時間録画モードを搭載。また、車室内のシガープラグを使用せずに確実に電源供給できる車載電源ケーブルも付属する。

DRV-350DT

 DRV-350DCには、業務利用をサポートする各種機能も搭載しており、事業者が万が一の際の証拠となりうる録画データを管理できるように、管理者以外が本体の設定を変更できないようにするボタン操作ロック機能と、SDカードの抜き差しができなくなるSDスロットカバーも搭載する。

 JVCケンウッドは、本機をレンタカー・カーリース車両管理者やトラック事業者に向けて、保有車両の保全・管理を助けるツールの1つとして、さらに営業車などのリース車両、レンタカー利用者の安心・安全に貢献できるツールの1つとして提案するとしている。

DRV-350DC

DRV-350DCとDRV-350DTの主な共通特徴

車載電源ケーブルを付属

 車両から直接給電できる車載電源ケーブルを付属。車室内のシガープラグを使用せず、スッキリとした設置を可能にするとともに、確実な電源供給を実現。

車載電源ケーブル
長時間録画モード搭載

 低フレームレートで録画ができる長時間録画モードを搭載。32GBのSDカード使用時に最長で約33時間の長時間録画が可能。

広視野角で明るいF1.8レンズ搭載

 水平122度、垂直63度、対角150度の広視野角レンズを採用し、より広い範囲の録画に対応。また、F1.8の明るいレンズを搭載し、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影に強いだけでなく総合的に画質が向上。

フルハイビジョン撮影対応

 高精細なフルハイビジョン(1920×1080)撮影に対応。ナンバープレートや標識など、走行時の映像をより細部まで、鮮明に記録することが可能。

SDカードメンテナンスフリー機能

 SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止し、SDカードのエラーを防ぐ独自の記録システムを採用。ドライブレコーダーで録画する際に定期的に必要だったSDカードのフォーマット(初期化)作業を不要とし、録画の信頼性を高めている。

緊急イチ押し録画ボタン搭載

 万が一の際に迷わず、すばやく録画を開始することができる大きな「緊急イチ押し録画ボタン」を本体底面に搭載。ボタンを押すだけで録画をスタートでき、また録画映像は書き換えがされないイベントフォルダに自動的に移動、保存する。

緊急イチ押し録画ボタン
HDR機能搭載

 HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載し、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した録画を実現。

駐車監視タイマー録画対応

 車載電源ケーブル「CA-DR350」(別売)を使用することで、最長24時間の「駐車監視タイマー録画」に対応。駐車中の衝撃や、動体の検知にも対応し、検知前の3秒間と検知後の57秒間の計60秒間の録画が可能。

Gセンサーを搭載

「イベント記録」や「駐車監視タイマー録画」の際の衝撃検知を可能とする「Gセンサー」を搭載。3軸センサーで前後、左右、上下からの突然の車体の衝撃を検出可能。

4つの録画モード搭載

・常時録画:エンジンのON/OFFに連動して、本機の電源を手動でON/OFFする手間なく、自動で録画がスタート/ストップ。
・緊急イチ押し録画(手動録画):常時録画中でも必要に応じて手動で録画ボタンを押せば、常時録画とは違うイベント記録フォルダにデータが記録されるため、データの呼び出しや保存がしやすくなる
・イベント記録:Gセンサーの搭載により、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始し、イベント記録専用のフォルダに記録。
・駐車監視タイマー録画:別売の車載電源ケーブル「CA-DR350」を使用することで、最長24時間の「駐車監視タイマー録画」に対応。

LED信号機の無点灯記録防止に対応

 LED信号機の点灯とドライブレコーダーの撮影周期が一致すると信号機が点灯していないように映る現象を防止防。

地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計

 カーナビの動作や地デジの受信機器に影響をおよぼさないようノイズ低減設計を実施済み。

DRV-350DC 固有の特長

ボタン操作ロック機能とSDスロットカバー

 営業車などのリース車両、レンタカーなどにおいて、車両の利用者がSDカードの取り出しや設定の変更などをしてしまうことを防ぎ、録画データの管理に役立つ。

SDスロットカバー