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JVCケンウッド、除菌と消臭ができる「ポータブル低濃度オゾン発生器」
車載用と持ち運び用の2モデルをラインアップ
2021年3月4日 14:41
- 2021年3月初旬~4月初旬 発売
- オープンプライス
ウイルスやニオイを抑制できるポータブル低濃度オゾン発生器
JVCケンウッドは、除菌消臭装置シリーズの新製品となる低濃度オゾン発生器の車載タイプ「CAX-DS01」を3月初旬に、ポータブルタイプの「CAX-DM01」を4月初旬にそれぞれ発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は、CAX-DS01が2万3000円前後、CAX-DM01が4500円前後としている。
今回発売する低濃度オゾン発生器2モデルは、除菌消臭装置の第1弾となるラインアップで、いずれも多重リング式を採用したコロナ放電により、低濃度オゾンとイオンを効果的に生成・放出することで、ウイルスやニオイの抑制を可能としている。
CAX-DS01は、車載向けとして自動車のダッシュボードに置けるコンパクト設計を実現するとともに、走行中にシガーソケットやUSBから給電できるだけでなく、日中の駐車中に太陽光駆動を可能にするソーラーパネルも搭載。駐車中でも車内に漂うウイルスや菌、気になるニオイの抑制を可能にした。
CAX-DM01はUSB電源で動作し、持ち歩きにも便利なポータブルタイプ。自宅やオフィスなど、さまざまな環境に対応できる。また、USB端子部は180度回転でき、さまざまな設置環境に対応可能とした。
ポータブル低濃度オゾン発生器の特徴
多重リング式コロナ放電
受電極の形状を一般的な円筒状や板状ではなく、同心円状の多重リングに配置した多重リング式を採用したことで、同時多重放電を可能とし、低濃度オゾンとイオンの効果的な生成を実現。また、連鎖的に起こるコロナ放電により強いイオン風を発生させ、生成された低濃度オゾンやイオンをより強く放出(従来の一般的な構造比で約5倍)。
ファンレスだから静かで快適
多重リング式コロナ放電によって発生する強力なイオン風により、空間に低濃度オゾンとイオンが放出されるため、ファンレスで静かに快適な使用が可能。
フィルター交換が不要
電極プレートの水洗いと針電極を月に1~2回乾拭きするだけの簡単メンテナンスを実現。手間のかかるフィルター交換も不要。
コロナ禍を受けて新たに空気清浄の分野に参入
JVCケンウッドはこれまでもWith/Afterコロナ時代に対応し、監視カメラを活用したAI検温ステーションや、抗菌・抗ウイルストランシーバー、感染症対策用防水型キーボードやマウスなど、事業活動継続のためのさまざまなソリューションを実現。
2021年1月に発表していた通り、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、新たに空間へのソリューション提供に向け、除菌消臭装置の投入によって空気清浄の分野に参入を果たした。