JVC、従来品と同サイズで約1.2倍の容量を実現したポータブル電源「BN-RB37」

自由に持ち運べる電源の需要増に応えた新製品

　JVC（JVCケンウッド）は、軽量かつコンパクトなポータブル電源の新モデル「BN-RB37」を4月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万5000円前後。

　防災意識の高まりやアウトドアレジャー、キャンプ、車中泊、屋外テレワークなど、外部電源を確保できないさまざまなシーンで電化製品を利用したいというユーザーの増加によって高まるポータブル電源に対する需要に対し、同社は2019年からポータブル電源の市場展開を開始。

　これまでに、北米を中心に国内でも高い販売実績を持つJackeryと共同開発を行ない、独自の安全基準による検証をクリアした高い信頼性に加え、日本全国でのサービス網によるアフターサービスの対応、用途に応じて出力・容量を選べる「大容量タイプ」「万能型タイプ」「スタンダードタイプ」「コンパクトタイプ」と幅広いラインアップを展開している。

　今回発売するBN-RB37は「コンパクトタイプ」の新モデルで、同サイズの従来モデルと比較し、容量を約1.2倍の375Wh（10万4400ｍAh）に増強。ラジオや電気毛布などへの給電、あるいはスマートフォンやタブレットの充電など、電化製品のさらなる長時間使用に対応させた。また、本体の各種表記を日本語にし、各入出力端子を線で区分けするなど、分かりやすさにも配慮している。

　同社は、軽量かつコンパクトながら高い機動性を備え、電源容量と使い勝手を両立した本機を加えることで、さらにポータブル電源のラインアップを強化するとしている。

「BN-RB37」の主な特徴

本体の各種表記を日本語にし、入出力端子が分かりやすいデザインを採用

　本体前面の各端子やボタンに可能な限り日本語表記を採用するとともに、各入出力端子を線で区分けして、分かりやすさにも配慮。

本体前面の入出力端子

使い勝手のよい滑り止め付き折りたたみハンドル

　折りたたみが可能な滑り止め付きハンドルを採用。ハンドルを折りたたむことでコンパクトに収納できる。

ハンドル折りたたみ時