ニュース

JVC、“エブリオ”のカメラ技術を採用したフルHDドラレコ「GC-DK3」

薄型ボディでHDR機能や駐車録画などを搭載

2019年2月中旬 発売

オープンプライス

JVCのフルHDドラレコ「GC-DK3」

 JVC(JVCケンウッド)は、スタンダードモデルのフルHDドライブレコーダー「GC-DK3」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万6000円前後(税別)、JVCケンウッドの公式オンラインショップ「コトSquare」の販売価格は1万7150円。

 GC-DK3ではJVCの家庭用ビデオカメラブランド「Everio(エブリオ)」を愛称に採用。ケンウッドが培ってきた車載技術に、JVCがプロ用ビデオカメラや家庭用ビデオカメラのエブリオブランドで磨き上げたカメラ高画質技術を組み合わせ、映像カメラジャンルの1製品としてラインアップする。

 エブリオという名称の由来となっている「いつでも、どこでも、かんたんに」のコンセプトを継承し、約61×32×54mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトサイズで基本機能を充実。女性ユーザーをはじめ幅広いドライバーに選んでもらえるよう、本体カラーにさまざまなクルマの内装とマッチするダークブラウンを採用している。

本体背面に2.0型のフルカラーTFT液晶モニターを装備
シックで落ち着いたダークブラウンを本体カラーに採用

 カメラではF2.0のレンズと1/2.7型211万画素フルカラーCMOSセンサーを採用。記録解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)でフレームレートは27.5FPSとなり、逆光やトンネルの出入り口といった明暗差が激しい状況下でも見やすい動画を撮影する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を備え、1秒間に撮影するコマ数を適正に設定してLED信号機の無点灯記録防止などに対応する。映像の記録にはmicroSDカードを使い、製品には16GBのカードが付属する。

 記録機能には「1分」「3分」「5分」のファイル単位を選択できる常時記録のほか、搭載するGセンサーで突発的な衝撃や急激な速度変化などを検出した時に自動的に録画をスタートさせ、専用のイベント録画フォルダーにデータを記録する「イベント記録」、任意のタイミングでフルHDの静止画を保存できる「写真撮影」を用意。さらに本体に内蔵するバッテリーの電力を使い、最大約25分までの待機時間中なら駐車中でも衝撃や動体を検出した場合に自動的に録画・保存を行なう「駐車録画」も用意している。

 このほかに本体の形状を見直して、これまでのモデルよりフロントウィンドウとレンズ間の距離を短縮。フロントウィンドウに映り込んだダッシュボードなどの影響を低減し、より鮮明な映像を録画できるよう工夫している。

品名 GC-DK3
電源電圧 DC5.0V(12/24V車)
消費電流 400mA(最大1A)
GPS/Gセンサー ―/○
衝撃検出感度 0.5G~3.0G(0.5G単位)
モニターサイズ 2.0型フルカラーTFT液晶
最大記録画角(約) 水平100度、垂直52度、対角111度
撮像素子 1/2.7型211万画素CMOS
F値 F2.0
動作温度範囲 -10℃~60℃
地デジノイズ対策
記録解像度 1920×1080(動画 最大約207万画素)
フレームレート 27.5fps
記録方式 常時録画/イベント記録/駐車録画/写真撮影
常時録画(ファイル単位) 1/3/5分
衝撃/動体検出
音声記録 ○(ON/OFF可)
動画フォーマット MP4(H.264)
静止画フォーマット JPEG準拠(1920×1080)
画像補正 HDR
記録映像再生方法 本体、専用ビュワーソフト、Windows標準のWindows Media Playerなど
記録メディア microSDHCカード 4GB~32GB(Class6以上)
USB mini USB Mini-B
内蔵バッテリー 常時記録時間(連続記録時間) 最大約15分
内蔵バッテリー 駐車録画モード待機時間 最大約25分
外形寸法(本体) 約61×32×54mm(幅×奥行き×高さ)
外形寸法(ブラケット装着時) 約61×32×93mm(幅×奥行き×高さ)
重量(microSDカードを含む。ブラケット/ケーブルは含まず) 約57g
microSDカード 16GB
シガープラグケーブル長 約3.5m
専用ビューワーソフト JVC ROUTE WATCHER(ダウンロード対応)
取付ブラケット ○(両面テープ:既装着)