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JVC、Wi-Fi搭載で録画をスマホですぐ確認できる“後方撮影専用”フルHDドラレコ「GC-BR21」

リアガラス固定を可能にする8mロングコードとスリット入り粘着テープ採用

2019年11月下旬 発売

オープンプライス

後方撮影専用モデルのフルHDドラレコ「GC-BR21」。電源端子にはMicro-Bを採用する

 JVC(JVCケンウッド)は、後方撮影専用モデルとなるEverio(エブリオ)ブランドの新型フルHDドライブレコーダー「GC-BR21」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万4880円前後(税別)。

 後方撮影専用というGC-BR21では、本体を車両後方のリアウィンドウに設置できるよう、8mの「ロングシガープラグコード」と、リアウィンドウの熱線を避けるスリット入りの粘着テープが付いた取り付けブラケット、後続車にドラレコを使って撮影中であることをアピールする専用ステッカーなどを製品に同梱している。

 また、録画した映像は本体背面にある2.0型カラー液晶モニターに加え、本体に搭載しているWi-Fi機能と対応アプリの「JVC Dashcam」を使ってスマートフォンなどと接続。フロントシートなどに座った状態でもスマホの画面で確認したり、保存しておきたい録画データをスマホに転送したりできる。なお、2.0型カラー液晶モニターは1分間、またはユーザーが設定した時間に操作が行なわれない場合は消灯し、後方確認のじゃまをしないよう配慮されている。

 録画の基本性能では、最大画角が水平約114度、垂直約60度、対角約145度でF値がF2.0となるレンズを使い、撮像素子には1/2.7型 211万画素のフルカラーCMOSを採用してフルHD(1920×1080)録画に対応。明るさの急激な変化に強いWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能も搭載する。また、LED信号機の無点灯記録を防止するため、1秒間の撮影コマ数が適正になるよう設定している。

 録画モードには、電源ONに合わせて録画をスタートし、古くなったファイルから上書きしていく「常時録画」のほか、本体に備える「Gセンサー」が衝撃を検出すると、10秒前から50秒後までの1分間の映像を上書き禁止の「イベント」フォルダーに保存する「イベント記録」の2種類を用意。製品に付属するmicroSDHCカードには、8GBの高耐久MLCタイプを採用している。