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スズキ、「ジクサー」計2310台をリコール キャニスタのブリーザホースに不具合

燃料蒸発ガスが大気中に漏れるおそれ

2021年1月6日 発表

 スズキは1月6日、燃料蒸発ガス発散抑止装置(キャニスタ)とつながるブリーザホースに不具合があるとして、2輪車「ジクサー」計2310台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合は、キャニスタの製造管理が不適切なため、燃料タンクとの間のブリーザホースが接続されていないものがある。そのため、燃料蒸発ガスが大気中に漏れ、保安基準第31条(有害なガスの発散防止装置)の基準に適合しないおそれがある。

 改善措置として、全車両のブリーザホースを点検して、接続されていない場合は正規の状態に組付ける。

 対象車両の製作期間は2020年2月14日~9月28日。不具合の件数は2件で、事故は発生していない。