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スズキ、新開発の油冷エンジン搭載モデル「ジクサー SF 250」「ジクサー 250」
250ccクラスの新型モデル
2020年3月19日 16:40
- ジクサー SF 250:2020年4月24日発売
- 48万1800円
- ジクサー 250:2020年6月17日発売
- 44万8800円
スズキは3月19日、新開発の油冷エンジンを搭載する250ccクラスの新モデル「ジクサー SF 250」「ジクサー 250」の発売日と価格を発表した。ジクサー SF 250は4月24日発売で、価格は48万1800円。ジクサー 250は6月17日発売で、44万8800円。
ジクサー SF 250とジクサー 250は、ともに最高出力19kW(26PS)/9000rpm、最大トルク22Nm(2.2kgfm)/7300rpmを発生する油冷4サイクル単気筒SOHC 249cm 3 エンジンを搭載。トランスミッションは常時噛合式6段リターンを採用。燃費性能は国交省届出値で45.0km/L(60km/h:2名乗車時)、WMTCモード値で37.7km/L(クラス3、サブクラス3-1:1名乗車時)を実現する。
ジクサー SF 250とジクサー 250の商品コンセプトは「最先端デザインのスポーツバイク」。コンパクトなエンジンとフレームによる軽量な車両重量を特徴とし、ジクサー SF 250で装備重量158kg、ジクサー 250で装備重量154kgを実現。
搭載される新開発の油冷249cm 3 単気筒エンジンは、「GSX1400」以来の新開発油冷エンジンとし、従来の燃焼室の上からエンジンオイルを噴射して冷却していた方法に対し、燃焼室の外周に通路を設け、エンジンオイルを流して冷却する、新しい冷却方法「SOCS(Suzuki Oil Cooling System)」を採用。燃焼効率を向上し、軽量化やフリクション低減を図ることで、高回転・高出力かつ優れた燃費性能を実現したという。
フルカウルモデルのジクサー SF 250は、大型スポーツバイクと共通のイメージとなる大型のヘッドライトからタンクに至る一体感や、ボリューム感のあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるデザインなど、スポーティなスタイリングに加え、力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えたロードスポーツバイクと位置付けている。
ネイキッドモデルのジクサー 250は、グラマラスな造形を取り入れたデザインと、力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えたロードスポーツバイク。専用設計で極限まで薄くしたLEDヘッドライトと、従来のジクサーの力強い造形を継承したとしている。
両モデルとも装備面では、視認性の高い「フルデジタル表示の液晶多機能メーター」。ワンプッシュでエンジン始動が可能な「スズキイージースタートシステム」。インナーチューブ径41mmのフロントフォークと7段階プリロード調整式のリアサスペンション。ABSを標準装備した前後輪ディスクブレーキ(前300mm、後220mm)。前110、後150サイズのラジアルタイヤを装備する。