ポルシェ、ボクスターのデビュー25周年を祝う「ボクスター25イヤーズ」 全世界で1250台限定

ボクスターファミリーのデビュー25周年を祝うスペシャルアニバーサリーモデル「ボクスター25イヤーズ」

　ポルシェ ジャパンは1月13日、ボクスターファミリーのデビュー25周年を祝うスペシャルアニバーサリーモデル「ボクスター25イヤーズ（Boxster 25 Years）」の予約受注を開始した。価格は6速MTが1226万円、7速PDKが1281万2000円。全世界で1250台限定で販売され、日本に導入されるモデルはいずれのモデルもステアリング位置が右となる。

　718ボクスター GTS 4.0モデルをベースにする今回の限定車は、1993年のデトロイトモーターショーで登場した「ボクスター コンセプトカー」から数多くのデザイン特徴を引き継いだといい、外観ではボディカラーにGTシルバー メタリックのほか、オプションでジェットブラックメタリックとキャララホワイトメタリックも用意。フロントエプロン、モノバー付サイドエアインテーク、レタリング、ツートーンカラーの20インチ軽合金製ホイールには、コントラストカラーとして銅のようなきらめく茶色「ネオジム」を採用している。

GTシルバー メタリックのボディカラーを採用するほか、銅のようなきらめく茶色「ネオジム」をサイドエアインテークやホイールなどにアクセントカラーとして用いる

　また、“Porsche”ロゴの際立つフューエルフィラーキャップも採用しており、スポーツエグゾーストシステムのハイグロステールパイプと同様にアルミニウムルックが特徴の1つになる。フロントウインドウサラウンドはコントラストカラーのブラックで仕上げられる。

　一方、室内ではボルドーレッドのレザー インテリアとレッドのファブリックコンバーチブルトップを組み合わせ、コンバーチブルトップには“Boxster 25”ロゴがブラックでエンボス加工される。また、アルミニウム インテリア パッケージ、14way電動調節機能付スポーツシート、“Boxster 25”ロゴ付ドアエントリーガード、レザー仕上げヒーテッドGTマルチファンクションスポーツステアリングホイールなどが標準装備される。

ボルドーレッドのインテリア

　パワートレーンについては、718ボクスター GTS 4.0と同様に自然吸気の水平対向6気筒4.0リッターエンジンを搭載し、最高出力294kW（400PS）を発生。0-100km/h加速は4秒をマークし（PDKトランスミッションと標準装備のスポーツクロノ パッケージを組み合わせた場合）、最高速は293km/hに達する。車高を10mm低く設定するポルシェ アクティブサスペンションマネジメント（PASM）スポーツサスペンションや、機械式リミテッドスリップデファレンシャルとポルシェ トルクベクトリング（PTV）も標準装備に含まれる。