ブリヂストン、静粛性と耐摩耗性を高めたSUV専用タイヤ「ALENZA LX100」

　ブリヂストンは、快適性を追求したSUV専用タイヤ「ALENZA LX100」を2月1日に発売する。発売サイズは195/80R15 96S～285/40R22 106Wの39サイズで、価格は1万9030円～10万5270円。

　国内のSUV市場は近年拡大傾向にあり、特にセダンやミニバンの代替車両として街乗りなど普段の生活の一部として使用されるオンロード領域のSUV車両が増加。ブリヂストンではオンロード領域のプレミアムSUVタイヤブランドである「ALENZA」に、静粛性や快適性を重視したオンロードコンフォートのALENZA LX100を新たに加え、オンロードスポーツ「ALENZA 001」と共にラインアップすることで、オンロード領域SUV車両への社会価値・顧客価値の向上を強化していく。

　新商品のALENZA LX100では、同社のサイレントテクノロジーである「3Dノイズ抑制グルーブ」「シークレットグルーブ」「3Dノイズカットデザイン」を採用し、新品時・摩耗時の静粛性を向上。従来品（DUELER H/L850）比騒音エネルギーを22％低減するとともに、通常ではタイヤの摩耗度に比例して大きくなるノイズにも着目し、60％摩耗時で従来品比騒音エネルギーを9％低減させている。

　またSUV特有の使われ方を考慮し、さらにSUVに特化したトレッド部チューニングや非対称新パタンの採用、ブロック剛性の最適化を行なうことで、従来品比摩耗ライフを5％向上。さらにSUV専用構造である高剛性ケースを採用し、ふらつきや乗り心地といった操安性能にも配慮している。

ノイズ抑制技術や非対称新パタンなどを採用