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モト・グッツィ、ゴールドエンブレムや専用ロゴを配した生誕100周年モデルの「V85TT」「V7」「V9」

祝賀イベント「モトグッツィ ワールドデイズ」で発売

2021年1月25日 発表

モト・グッツィ100周年記念特別デザイン。左から「V85TT」「V7」「V9」

 モト・グッツィ(ピアッジオグループジャパン)は1月25日、生誕100周年を記念して伝説の8気筒モデルにインスパイアされた100周年記念特別デザインの「V85TT」「V7」「V9」を発表した。

 また、100周年記念特別デザインモデルは、9月9日~12日の期間にマンデッロ・デル・ラーリオで開催される祝賀イベント「モトグッツィ ワールドデイズ(GMG- Giornate Mondiali Moto Guzzi)」で発売される。なお、日本での販売価格や発売時期に関しては未定となっている。

V85TT
V7
V9

 100周年記念特別デザインのマシンは、燃料タンクはサテン仕上げのメタル、フェアリングはグリーンカラー、そしてレザーシートが組み合わせられた「オットーチリンドリ(Otto Cilindri)」のルックスに由来するもので、このマシンは1955年に世界グランプリ500ccクラスに参戦するために作られたモデル。

1955年製オットーチリンドリ(V型8気筒 500cc)は、1953年~1957年までの間に9年連続で世界タイトル(ライダー5回、メーカー4回)を獲得し、世界GP350ccクラスの歴史上多くの勝利を収めたバイクの1つである「350 ビアルベーロ(Bialbero)」のカラーリングを踏襲している

 グリーンは初代モデル「ノルマーレ(Normale)」にモト・グッツィが初めて纏わせたカラーで、モト・グッツィの最も象徴的なカラー。スタイルセンターは、マット仕上げとメタリックカラーを用いてそれを現代的なアプローチで再解釈し、モト・グッツィブランドの堅実性と信頼性を表現。さらに、このボディカラーにレザー風のナチュラルカラー素材で覆ったシートと合わせ、イタリアらしいディテールへのこだわりを強調したという。

 そのほか、ゴールド仕上げのイーグルとモトグッツィ生誕100周年を祝したオリジナルロゴが特別なディテールを際立たせている。

ゴールド仕上げのイーグル
生誕100周年を祝したオリジナルロゴ

 モトグッツィ ワールドデイズは、世界中から何万人ものモトグッツィファンが集結するイベントで、国際モーターサイクル委員会、マンデッロ・デル・ラーリオ市の協力により10年振りに開催される。なお、イベントの詳細は3月15日に100周年記念モデルオフィシャルサイト(英文)で発表するとしている。

3月15日に詳細が発表される予定