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ボルボ、「V40」「V40 クロスカントリー」リコール エンジン冷却装置の不具合でエンジンルームが火災に至るおそれ
2015年6月16日~2016年10月27日の計4825台が対象
2021年2月19日 13:24
- 2021年2月18日 発表
ボルボ・カー・ジャパンは2月18日、「V40」「V40 クロスカントリー」に不具合があるとして、計4825台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の輸入期間は2015年6月16日~2016年10月27日。国内での不具合件数はなし、事故も発生していない。
不具合は、エンジン冷却装置(ブリーダーホース)においてエア抜き設計が不適切なため、修理等により冷却水を再充填する際に、専用特殊工具を正しく使用しない場合、冷却装置からエアが抜けないことがある。そのため冷却が不十分となり、最悪の場合、エンジンルームが火災に至るおそれがあるというもの。
改善措置として全車両、エンジン冷却装置にエア抜きホースを追加する。
なお、このリコールは2020年8月27日付け届出番号「外-3072」で届出し、2020年10月2日付け届出番号「外-3098」で追加の届出を行なったものとなるが、対象範囲を拡大する必要があるため再度追加で届出した。