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モリゾウ選手、GRヤリスを見事デビューウィンに導く TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge
2021年3月15日 13:16
3月14日、広島県の安芸高田で開催された2021年のTOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge開幕戦にてMORIZO/勝又義信組がGRヤリスで出場。見事デビューウィンを飾った。なお同クラスの2位も小倉康宏/高田高志組が続きGRヤリスの速さが際立った大会となった。
MORIZOという登録名で走ったモリゾウ選手は、よく知られているようにトヨタ自動車 社長であり、現在は日本自動車工業会 会長でもある豊田章男氏のドライバーネーム。豊田章男氏は、3月11日に自工会会長として記者会見に臨んでおり、記者会見終了後モリゾウ選手となってラリーチャレンジに参加。マスタードライバーとして開発に参加したトヨタのスポーツカーGRヤリスを勝利に導いたことになる。
なお、同大会は1501cc以上のトヨタ車のエキスパートクラス(E-4)、トヨタ86によるエキスパートクラス(E-2)、1500cc以下のトヨタ車によるエキスパートクラス(E-3)、1500ccのヴィッツによるエキスパートクラス(E-1)、トヨタ86によるチャレンジクラス(C-3)、1500ccのヴィッツによるチャレンジクラス(C-2)、トヨタアクアによるチャレンジクラス(C-1)の7クラスで構成され、今回出場したGRヤリスはE-4クラスに出場した。
TOYOTA GAZOO Racing Rally Challengeは2021年も北海道から九州まで全国各地で開催されるので、GRヤリスのラリーでの力強い走りは全国で見られるであろう。3月19日~21日に開催される全日本ラリー選手権においてもGRヤリスの出場が予定されているので、こちらも注目だ。