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日産「ローグ」の新車装着用タイヤとして横浜ゴム「GEOLANDAR X-CV」を納入

2021年3月12日 発表

「GEOLANDAR X-CV」

 横浜ゴムは3月12日、日産自動車が2020年10月に北米で発売した新型SUV「ローグ」(日本名:エクストレイル)の新車装着用タイヤとして、「GEOLANDAR X-CV(パターンナンバー:G99A)」の納入を開始したと発表した。装着サイズは、235/60R18 103H。

 今回装着されたGEOLANDAR X-CV(パターンナンバー:G99A)は、日産自動車が求める環境性能と運動性能の両立を実現し、評価されたというタイヤ。横浜ゴムは日産と協働でローグの運動性能に対応しながら、環境にも配慮し、タイヤの軽量化や転がり抵抗の大幅な低減を実現した。

 また、雪上走行も想定して開発されたオールシーズンタイヤ(同社における北米でのオールシーズンタイヤ規格)で、タイヤサイドには「M+S(マッド+スノー)」が打刻されている。スノー性能と静粛性、乗り心地を兼ね備え、新たに最適配置化されたタイヤパターンを施し、優れた走行性能と安全性能を実現しながら低燃費性能も高めている。

日産自動車「ローグ」(日本名:エクストレイル)

 新車装着用タイヤのベースとなった市販用の「GEOLANDAR X-CV」は、近年増加しているモノコック構造の中・大型輸入車に代表される高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けに開発した新次元ハイウェイテレーンタイヤ。

「GEOLANDAR」は、横浜ゴムがグローバルで展開しているSUV、ピックアップトラック向けタイヤブランドで、ニーズの多様化が進むSUV市場に対応するため、商品ラインアップの拡充を加速化している。