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日産、新型「ローグ」（日本名：エクストレイル）正式発表。米国で今秋発売
ガソリン仕様の直列4気筒DOHC 2.5リッターエンジン搭載
2020年6月15日 23:13
- 2020年6月15日（現地時間） 発表
日産自動車は6月15日（現地時間）、2021年モデルとして新型SUV「ローグ（日本名：エクストレイル）」を発表した。同モデルは米国で今秋発売される予定で、まずは「S」「SV」「SL」グレードを展開。2021年にはキルトセミアニリンレザーなどを採用した「プラチナグレード」が追加される。
新型ローグのエクステリアデザインは高い運動性能とプレミアム感を表現したものとなっており、ボディサイズは先代モデルから1.5インチ短く、0.2インチ低くなった。フローティングルーフやVモーショングリルといった日産の特徴的なデザイン要素を採用するとともに、全グレードにLEDヘッドライトを標準装備。さらにエンジンルームへの空気の流れをコントロールするアクティブグリルシャッター、特別なAピラー形状、車体下の空気の流れを管理するアンダーボディカバーといった空力向上アイテムを採用した。
パワートレーンはガソリン仕様の直列4気筒DOHC 2.5リッターエンジンを搭載し、最高出力は181HP、最大トルクは181lb-ftを発生。4輪駆動モデルには「オフロード」「スノー」「スタンダード」「エコ」「スポーツ」の5つのドライブモードが用意され、センターコンソールに取り付けられたドライブモードセレクターを介してドライバーが任意に選ぶことができる。また、ステアリング、アクセル、ブレーキを常時監視してドライバーが何をしようとしているのかを予測し、コーナリング性能を高める新しいビークルモーションコントロールも採用された。
インテリアでは乗員全てが快適性を得られるように、前後席それぞれで温度調整が可能なクライメートコントロールを採用するとともに、リモートエンジンスタート機能により事前に車内を暖めたり冷やしたりしておくことも可能にした。また、ローグ初採用となるフルカラーの10.8インチヘッドアップディスプレイや大型のフローティング9.0インチタッチスクリーンディスプレイも車内での大きな特徴とした。そのほか、フロントシートやリアシート、ドアミラー、ステアリングホイールなどにヒーター機能が備わり、利便性が高められている。さらに後席のドアは90度近く開き、チャイルドシートの出し入れを容易にするとともに、後席3座ともチャイルドシートの取り付けをできるようにしたという。
また、「ラインアップ全体でNissan Safety Shield 360を標準で備えた最新の日産モデル」とのことで、歩行者検出機能を備えた自動ブレーキ、車線逸脱警告、ハイビームアシスト、ステアリングアシストとインテリジェントクルーズコントロールからなる「ProPILOT Assist」といった安全装備も採用されている。
