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ブリヂストン、日産の新型「ローグ(日本名:エクストレイル)」にエンライトン技術採用の「ALENZA Sport A/S」納入
235/65R17から235/55R19の3サイズ
2020年11月26日 09:35
- 2020年11月25日 発表
ブリヂストンは11月25日、日産自動車が10月に北米で発売した新型SUV「ローグ」の新車装着タイヤとして、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載した「ALENZA Sport A/S(アレンザ スポーツ エーエス)」の納入を開始したと発表した。
エンライトンは、タイヤ重量を大幅に軽量化し、省資源化やタイヤの転がり抵抗を大幅に低減することで環境負荷を低減するとともに、ハンドリングなどの運動性能との両立を可能にする基盤技術の1つ。
同社グループは長きに渡るパートナーとしてローグの開発に参画する中で、日産と共働で、タイヤのウェット性能などの運動性能や摩耗性能を維持しながら、軽量化による転がり抵抗の大幅な低減を追求。新型ローグの新車装着タイヤとして承認されたALENZA Sport A/Sは、3次元形状革新サイプと新形状パタン、接地形状の最適化といったエンライトン技術が持つ技術優位性と、独自材料技術を組み合わせることで、日産が求める環境性能と運動性能の両立を実現。ロングドライブでの快適性と高速運動性能を高次元にバランスさせたタイヤブランド「ALENZA」を踏襲した、ALENZA Sport A/Sにより、安全運転と快適性能をサポートするとともに、低燃費性能にも貢献するとしている。
ブリヂストンは、コア事業である足下のタイヤ・ゴム事業のさらなる強化と、さまざまなイノベーションを基盤とした画期的なソリューションの実現を通じて顧客価値を提供するとともに、安全・安心なクルマ社会の実現・進化するモビリティ社会に貢献。同社の技術イノベーションをさまざまな車種に応じて最適な機能価値を引き出す新車装着タイヤへ積極的に拡大し、ユーザーの要望に応える商品を提供していくとしている。
また、エンライトン技術を採用した「断トツ商品」を通じて、車両が求める環境性能と運動性能を実現すると同時に、環境負荷低減や資源生産性の向上に貢献することで、社会価値・顧客価値を実現して競争力の強化へと繋げ、断トツを追求した商品を「創って売る」事業を将来に向けても強化していくとした。
なお、同社グループは「2050年にサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」をビジョンとして掲げており、その実現に向けて断トツを追求した商品・サービス・ネットワークと、デジタル技術を組み合わせた独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」をベースに、断トツを追求したソリューションを提供していくとしている。