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DAZN、バトンも出場する初の電動オフロードレース「エクストリームE」全5戦配信決定

2021年4月3日 配信

電動オフロードの新たな大会「エクストリーム E」を全戦配信

 DAZN(ダゾーン)は、電動オフロードの新たな大会「Extreme E(エクストリーム E)」の初シーズンを配信することを決定。4月3日~4日にサウジアラビアで行なわれる開幕戦から、12月11日~12日にアルゼンチンで行なわれる最終戦までの全5レースを録画配信する。」

 エクストリーム Eは電動SUVを使用するオフロードレースで、環境問題への関心を高めることを目的として新しく設立。現役F1レーサーのルイス・ハミルトン選手や、、F1元王者ジェンソン・バトン選手、ニコ・ロズベルグ選手、ダカール・ラリーで活躍するカルロス・サインツSr選手などが手がける計10チームが参戦する予定。

エクストリーム E 配信概要(全レース録画配信)

・4月3日~4日:サウジアラビア
・5月29日~30日:セネガル
・8月28日~29日:グリーンランド
・10月23日~24日:ブラジル
・12月11日~12日:アルゼンチン

 レース会場を熱帯雨林や北極といった自然破壊が進む地域とすることで、視聴者に対して環境問題の興味喚起をするという狙いがあるという。加えて、ジェンダーイクオリティ(男女平等)も大会のミッションの1つに掲げられており、モータースポーツ界では初めて、チーム構成は男性ドライバーと女性ドライバー2名で戦うユニークなフォーマットとなっている。

 ドライバーのラインアップは、カルロス・サインツ選手、ジェンソン・バトン選手、セバスチャン・ローブ選手、ジェイミー・チャドウィック選手、マティアス・エクストローム選手、ティミー・ハンセン選手、キャシー・ムニングス選手、ヨハン・クリストファーソン選手といったレーサーたちが大会に参加予定。また、ジェンソン・バトン選手は、ミカエラ・オーリン=コツリンスキー選手とドライバーペアを構成して参戦することとなる。

 観戦方法も新しく、全レース無観客で開催され、2時間番組としてレースを配信。また、大会のCO2排出量を抑えるため、レースにかかわる機材の輸送手段は船で、運営拠点は貨客船セントヘレナ号に設置される予定。その道中での環境問題を取り上げたコンテンツもDAZNにて配信される。

 エクストリーム E チーフ・マーケティング・オフィサーのアリ・ルッセル氏は「DAZNとのパートナーシップを通してエクストリーム Eを日本にお届けできることを嬉しく思います。レース会場にファンの方々が入れない環境の中、映像を通してより多くの人にリーチできることはとても重要です。レースの迫力だけではなく、このチャンピオンシップを通じて環境問題や男女平等に関するメッセージを発信できることもとても楽しみにしています」とコメント。

 DAZN Japan エグゼクティブ・バイスプレジデントのマーティン・ジョーンズ氏は「この度、新しく始まる『エクストリームE』の記念すべき初大会を配信できることを嬉しく思います。DAZNは、日本のモータースポーツファンの皆さまに充実したコンテンツをお届けできるようローンチ当初より注力してきました。多くの有名レーサーが関わる本大会はF1ファンの皆さまが楽しめるコンテンツになると思っております。また、この大会は環境問題へ真剣に取り組んでいることから会場には関係者しか入れないため、ファンの方々は映像を通じてしかレースを見ることができません。ジェンダーの壁も超えたドライバーたちが参戦するとのことで、ダイバーシティ・イクオリティ・インクルージョンの推進を掲げるDAZNとしては、配信を通じて本大会のミッションをサポートします」とコメントしている。

参戦チーム

チップ・ガナッシ・レーシング(アメリカ)
アンドレッティ・ユナイテッド(アメリカ)
ヴェローチェ・レーシング(イギリス)
JBXE(イギリス)
X44(イギリス)
ABT CUPRA XE (ドイツ)
ロズベルグ・X・レーシング(ドイツ)
チーム・テチーター(インドネシア)
イスパノ・スイザ・XITEエナジー・チーム(スペイン)
アシオナ | サインツXE (スペイン)