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DAZN、F1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」とパートナー契約 アンバサダーに角田裕毅選手を起用

独占インタビューなどオリジナルコンテンツを計画中

2021年3月4日 発表

角田裕毅(つのだ ゆうき)選手:2000年5月11日生まれ。神奈川県出身

オリジナルコンテンツの配信や年間視聴パスを発売

 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は3月4日、F1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」とオフィシャルパートナーシップを締結し、同時に所属ドライバーである角田裕毅選手をDAZNアンバサダーに起用したことを発表した。

 これに伴いDAZNではチームと角田選手の協力のもと、複数のオリジナルコンテンツを独占配信し、2021年のF1シーズンを盛り上げていくとしている。

 2020年からチーム名を変更し活動しているスクーデリア・アルファタウリは、レッドブルのセカンドチームとして2006年からF1に参戦。2018年からはホンダのパワーユニットを搭載し、2020年のイタリアグランプリではピエール・ガスリー選手がチームに12年ぶりの優勝をもたらした。

 そして今季からチームに新加入する角田選手は、4歳の頃からカートを始め、16歳で限定A級ライセンスを取得。国内のフォーミュラカーレースで好成績を残し、2018年にはF1チーム・レッドブルのジュニアチームに加入し、2019年はFIA F3選手権、2020年はF2選手権に参戦。F2では3度優勝で総合3位と結果を出し、F1ドライバーに登り詰めた。

 DAZNは若手育成に定評のあるチームと期待の日本人ドライバーのタッグに日本のモータースポーツ界をさらに盛り上げてもらおうと、チームとオフィシャルパートナー契約を結び、角田選手ともアンバサダー契約を締結したという。

 2021年シーズンは、3月28日の開幕戦バーレーンから全レースをライブ配信。チームとDAZNロゴ入りキャップを着用した角田選手の全面協力のもと、独占インタビューをはじめとしたオリジナルコンテンツも配信される。さらに、豪華特典が付いた年間視聴パスも発売するという。

 DAZNは7年ぶりに誕生した日本人F1ドライバーの飛躍に期待を寄せながら、これまでのファンはもちろん、これから興味を持ってもらう人々へもモータースポーツの楽しさを伝えていくとしている。

スクーデリア・アルファタウリ・チーム代表 フランツ・トスト氏のコメント

 来たる2021年のF1シーズンに向けて、スクーデリア・アルファタウリのパートナーとしてDAZNを迎えることができて本当に嬉しく思っています。日本のファンのF1に対する情熱を理解しており、DAZNのファンにエキサイティングな独占コンテンツを提供できることに興奮しています。今年はとくに、角田裕毅選手がわれわれのドライバーになったので、日本のファンの皆さんとさらに交流したいと思っています。

角田裕毅選手のコメント

 DAZNとスクーデリア・アルファタウリのパートナーシップをとても嬉しく思います。日本のファンを鈴鹿サーキットで見ていますが情熱的な方が多く、こうしたファンの皆さんがDAZNのコンテンツを見て喜んでくれることを楽しみにしています。DAZNはF1の興奮を届けるパーフェクトなプラットフォームだと思います。2014年以来の日本人F1ドライバーとして、DAZNで配信される独占映像によって、より多くのファンにF1に興味を持ってもらえることを願っています。

DAZNジャパン エグゼクティブ・バイス・プレジデント マーティン・ジョーンズ氏のコメント

 スクーデリア・アルファタウリ、角田裕毅選手とのパートナーシップは、より多くのコンテンツをファンの皆さまに楽しんでいただくための1つの重要なマイルストーンであり、より質の高いオリジナル番組の制作に向けた当社のコミットメントを強調しています。私たちはさらなるスポーツの魅力をお届けするため、レースのライブ中継やレース前後のコンテンツを通してより充実したストーリーテリングを行なってまいりますので、今シーズンはDAZNでF1レースと角田選手の活躍を存分にお楽しみください。