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メルセデス・ベンツ、495万円の「GLA」ガソリンエンジン搭載モデル「GLA 180」

2021年4月5日 予約開始

495万円

GLA 180

都市型SUV「GLA」のガソリンエンジン搭載エントリーモデル

 メルセデス・ベンツ日本は4月5日、都市型SUV「GLA」のエントリーモデル「GLA 180」の予約注文を開始した。価格は495万円。納車は5月を予定している。

 2014年に発表して世界でも日本でも成功を収めた初代から、初めてフルモデルチェンジを受けた2代目となった新型GLAは、コンパクトなボディにメルセデス・ベンツのSUV技術を凝縮させつつも、都市での日常生活にも適したスタイリッシュでオールラウンドなコンパクトSUV。

 GLA 180はオールアルミニウムで超小型、軽量、優れた動・静剛性を特徴とする直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ「M282」ガソリンエンジンを搭載。ターボチャージャーは電子制御ウェストゲートを搭載しており、フレキシブルな過給圧制御により、低負荷域においても最適な過給圧を設定することができる。

 もう1つの技術的な特徴であるデルタ形シリンダーヘッドは、通常のシリンダーヘッドに比べると装着時の高さがある一方、幅や重さは小さくなっているほか、インテークマニホールドとエグゾーストマニホールドを半一体型としてコンパクト化を可能にしたこともメリットとなっている。ダイムラーは、最大圧力250barの高圧インジェクションポンプを省スペースで配置する技術に対して特許を取得。これは、多孔式インジェクションノズルを燃焼室の中央に置き、バルブに燃料ジェットを当てずに燃料を噴射するものとなる。

 また、この高圧縮比4気筒エンジンはノイズの低減に力が注がれ、吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用し、触媒コンバーターには遮音シールを施したほか、カバーもノイズ低減の役目を持たせている。

 なお、6月1日より「GLA 200 d 4MATIC」の価格をこれまでの503万円から518万円として、15万円値上げする。