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2021年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、フォルクスワーゲンのEV「ID.4」に

2021年4月20日(現地時間)発表

「2021ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたフォルクスワーゲンのEV「ID.4」

フォルクスワーゲンとして5度目のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー

 世界28か国、93名のモータージャーナリストによって選考委員が構成されるWCA(ワールド・カー・アワーズ)は4月20日(現地時間)、大賞に相当する「2021ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」にフォルクスワーゲンのEV(電気自動車)「ID.4」を選出したと発表した。

 今回のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーには24台のノミネートがあり、ファイナリストとして本田技研工業「Honda e」、トヨタ自動車「ヤリス」、ID.4の3台が残り、その中から審査を経てID.4が2021年の大賞に輝いた。フォルクスワーゲンとしては2009年の「ゴルフ」、2010年の「ポロ」、2012年の「up!」、2013年の「ゴルフ」に続く5度目の大賞受賞になる。

 そのほか、メルセデス・ベンツ「Sクラス」が「2021ワールド・ラグジュアリー・カー」、ポルシェ「911 ターボ」が「2021ワールド・パフォーマンス・カー」、Honda eが「2021ワールド・アーバン・カー」、ランドローバー「ディフェンダー」が「2021ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。

 ホンダのモデルがWCAから受賞するのは2009年の「FCXクラリティ」の「ワールド・グリーン・カー」以来12年ぶり、「ワールド・アーバン・カー」を受賞するのは初とのこと。

Sクラス
911 ターボ
Honda e
ディフェンダー