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トヨタとイオン、物流領域で協業の検討開始 物流改善やカーボンニュートラルで新たな取り組み

2021年4月27日 発表

 トヨタ自動車とイオンの物流機能子会社イオングローバルSCMは4月27日、物流領域において、物流改善やカーボンニュートラルなど新たな取り組みについて検討を進めていくことで合意したと発表した。

 新たな取り組みでは、イオングローバルSCMが培った小売業の物流ノウハウと、トヨタのトヨタ生産方式(TPS:Toyota Production System)のノウハウ、コネクティッド・電動化技術を組み合わせることで、物流業界が抱える人手不足、カーボンニュートラルといった共通課題を解決するとともに、サプライチェーン全体を効率化する仕組みや、コネクティッドシステムを構築すること目指すという。

 両社はこの取り組みを、トヨタがいすゞ自動車、日野自動車と公表したCASE対応を加速させるプロジェクト(Commercial Japan Partnership)としても位置付ける。今後、協業内容を深めるとともに、新たなパートナーとの連携についてもオープンに検討していく。