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マセラティ、アジアパシフィック地域の新マネージング・ディレクターに木村隆之氏が就任

2021年6月1日 発表

 マセラティは6月1日、中国を除くマセラティのアジアパシフィック地域のマネージング・ディレクターとして、木村隆之氏が7月1日付で就任すると発表した。木村氏は、マセラティのアジアパシフィック地域におけるすべてのオペレーションを統括することとなる。

 木村氏は、現在アジアパシフィックリージョンの統括を務めるルカ・デルフィノ氏の後任として就任し、ルカ氏はマセラティ本社(イタリア・モデナ)でのパーソナライゼーションプログラムであるフオリセリエ(Fuoriserie)の責任者として帰任する。

 木村氏は、マセラティが属するステランティス傘下のGroupe PSA Japanの代表取締社長を務める人物で、材料工学を学び、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校で経営学修士号を取得。1987年にトヨタ自動車に入社して以来、レクサス、日産自動車、ボルボなどの自動車メーカーで経験を積み、コマーシャル領域での責任を担ってきた。

 今回の任命にあたり、木村氏は「長い歴史を持つマセラティブランドの新たな幕開けにおいて、マセラティというアイコニックなブランドの一員に加わることを光栄に思います」とコメント。

 また、マセラティのチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるベルナール・ロワール氏は「私は、木村隆之氏がわれわれのチームに加わることを非常に嬉しく思うとともに、彼がアジアパシフィックリージョンでマセラティを成功に導くと確信しています。また、ルカ・デルフィノの新たな任務についても期待を寄せています。2人の貢献により、マセラティブランドはさらなる成功を収めると信じています」とコメントしている。