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ダイハツ、「トール」に助手席シートリフトを装備した福祉車両新設定
2021年6月7日 19:11
- 2021年6月7日 発表
- 174万5000円~207万4000円(消費税非課税)
軽自動車だけでなく小型車にも福祉車両を設定することで選択の幅を拡大
ダイハツ工業は6月7日、小型乗用車「トール」に、フレンドシップシリーズ(福祉車両)の昇降シート車「トール シートリフト」を新設定して発売した。価格は174万5000円~207万4000円で、消費税非課税。
トールは、2016年11月の発売以来、ダイハツの小型車販売の中核を担う主力車種で、コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間や、家族のさまざまなシーンで使い勝手のいいシートアレンジなどが好評というモデル。2020年9月のマイナーチェンジでは、安全安心機能の改良や、内外装のデザインを刷新した。
今回新設定されたトール シートリフトでは、ワイヤレスリモコンによる操作が可能な助手席シートリフトを装備。乗車する人や乗車をサポートする人の乗降時の負担軽減を目指すとともに、広々とした室内空間とシートリフト機能により、幅広いユーザーに快適な移動を提供するとした。また、車いす固定装置(車いす固定ベルト)も採用されている。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格(消費税非課税) |
---|---|---|---|---|
X | 直列3気筒DOHC 1.0リッター | CVT | 2WD | 1,745,000円 |
4WD | 1,905,000円 | |||
G | 2WD | 1,914,000円 | ||
4WD | 2,074,000円 |
ダイハツは軽福祉車両市場でトップシェア(軽福祉車両[車いす移動車・昇降シート車・回転シート車]2020年度[2020年4月~2021年3月]国内軽福祉車販売台数第1位、ダイハツ調べ)であり、幅広い軽福祉車両のラインアップで多くのユーザーに好評を得てきた。これまでは軽自動車のみの設定だったが、今回小型車にもラインアップを追加したことで、選択の幅を広げた。