ニュース
ランドローバー、「ディスカバリー」2022年モデル受注開始 48Vマイルドハイブリッド採用や3列シートを標準化
2021年7月12日 14:09
- 2021年7月8日 受注開始
- 780万円~1031万円
ランドローバー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は、フルサイズSUV「ディスカバリー」の2022年モデルを7月8日より受注を開始した。価格は780万円~1031万円。
大幅改良を施した2022年モデルでは、エンジンが刷新され、BiSG(ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)とリチウムイオンバッテリーで構成される48Vのマイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用。
モデルラインアップは、最高出力221kW(300PS)/最大トルク650Nmを発生する直列6気筒 3.0リッターディーゼルエンジンの「D300」「S D300」「SE D300」「R-DYNAMIC SE D300」「R-DYNAMIC HSE D300」と、最高出力265kW(360PS)/最大トルク500Nmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジンの「P360」「S P360」「SE P360」「R-DYNAMIC SE P360」「R-DYNAMIC HSE P360」を用意する。
エクステリアは、LEDヘッドライトやテールランプ、フロントグリル、フロントとリアのバンパーなどのデザインを変更して「ディスカバリー」のキャラクターと力強さを際立たせた。
インテリアも3列目シートを標準装備としたほか、2列目シートの形状、シートクッションの角度や厚みを改善して、7人の乗員が快適に過ごせる空間に改良。さらに、「R-DYNAMIC」グレードを追加して、ダイナミックな外観と洗練された内装を備えたモデルを用意した。
そのほか、ディスカバリー初搭載となる3Dサラウンドカメラをはじめ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどのドライバー支援システムを標準装備。
最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」に付帯するオンラインパックには、専用の通信データプランを用意。施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリを、スムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使用できるようにした。
さらに、オプションで空気浄化システムを新たに用意して、車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングして、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させたり、PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲン物質を取り除くフィルターをつけるなど、よりクリーンな環境を提供する。
エクステリアカラーは、新色の「ハクバシルバー」「ランタオブロンズ」「シャラントグレイ」のほか、「フジホワイト」「サントリーニブラック」「ユーロンホワイト」「バイロンブルー」「アイガーグレイ」「ポルトフィーノブルー」「カルパチアングレイ」「シリコンシルバー」「ナミブオレンジ」の計12色を用意する。