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HKS、ホンダ「N-VAN」を手軽にパワーアップできる「パワーエディター」

2021年7月16日 発売

4万4000円

パワーエディター

カプラーに差し込むだけで手軽にパワーアップ

 チューニングパーツメーカーのHKSは7月16日、ホンダ「N-VAN(4WD)」をパワーアップさせるキット「パワーエディター」を発売した。価格は4万4000円。

 パワーエディターは、車両の「圧力センサ」と「ECU」の間に割り込ませることで、ブーストアップさせることができる製品で、従来のブーストコントローラーでは制御することができない、電子式や負圧制御式のアクチュエーターを採用しているターボ車のブーストアップを可能とした。

製品イメージ

 本体にはあらかじめN-VAN専用のブーストアップデータが入っているので、装着するだけでパワーアップさせられるが、本体にプリセットされたデータでは満足できないユーザー向けに、ブーストアップデータを変更できる「パワーエディター用イージーライター」も用意。パワーエディター用イージーライターは、HKSのホームページから無償でダウンロードでき、自分のパソコン(Windows 10/8.1/8.7に対応)と接続して、編集したブーストアップデータに変更することも可能。

 HKS独自のデータでは、レギュラーガソリンの最大変化量(出力)として3.5kW(4.7PS)アップ、ハイオクガソリンの場合で3.8kW(5.2PS)アップという結果が出ている。

ホンダ:N-VAN(4WD)型式:JJ2(2018年7月~)
レギュラーガソリンの場合
ハイオクガソリンの場合

 また、製品に同梱している「復帰用コネクタ」をパワーエディター本体の代わりに接続すると、ノーマルの状態に戻すことができ、パワーの違いを簡単に確認できるようにもなっている。さらに、本体のLEDの点灯や点滅で、パワーエディターの状態を確認することも可能。