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HKS、「GR ヤリス」に機能美と力強さをプラスする「ボディキット TYPE-S」
2021年6月10日 18:35
- 2021年6月10日 発売
- 8万8000円~37万4000円
機能美を考慮しスタイリングされたドレスアップ空力デバイス
チューニングパーツメーカーのHKSは6月10日、トヨタのコンパクトスポーツカー「GR ヤリス(型式GXPA16)」用の空力デバイスとなるエアロパーツ「HKS BODY KIT TYPE-S」を発売した。価格はフロントスポイラーが17万6000円、カナードが9万3500円、サイドスカートが14万3000円、リアスポイラーが8万8000円、リアウイングが24万2000円で、スポイラーセット(フロントスポイラー+サイドスカート+リアスポイラー)は37万4000円。
今回発売されたHKS BODY KIT TYPE-Sは「HKSレーシングスタイルの趣を残しつつ、力強さを表現する」というコンセプトで開発された車検対応のエアロパーツ。空力解析を行ないデザインされたエアロパーツを装着することで、走行安定性能の向上が図られている。
フロントスポイラーは、HKS歴代タイムアタックマシンの顔つきを受け継ぎ力強さを表現。車両スキャニングデータを元に設計し、低圧リム成形で寸法精度も高く、純正バンパーにフィット。両サイドにはカーボン製バージパネルが装着され、理想的な整流効果をもたらすと共に、さりげなく且つレーシーなカーボン繊維目が高級感を引き立ててくれる。
また、車両走行時にタイヤハウス内の圧力が高まることで発生する揚力に対し、気流をコントロールしてタイヤハウス内圧力を抑えることで、ダウンフォースを発生させる効果が期待できるカナードを設定。小さいパーツだが走行安定性向上とドレスアップに最適。
サイドスカートには、カナードを介しフロントから流れてくる気流の整流を目的としたカーボン製バージパネルを装着。後方は純正ボディのプレスラインを崩さず力強さを出すため迫力のある形状となっている。リアスポイラーは左右に装着させるタイプで、純正バンパー形状とのバランスもよく、オーバーサイズのマフラーテールともマッチングする形状。サイド面にはカーボン製バージパネルが装着され、整流およびドレスアップ効果をもたらす。
純正ボディの優れた空力性能を残しつつ、他社との差別化、車検対応を考慮した中段ウイングとし、コンセプトである力強さを表現できるGTウイング風に仕上げている。車両側面からハッチに流れ込む風をウイングに流すことによりダウンフォースを稼ぎ、バージパネルを設けることでより風をキャッチし、上面を流れる風の圧力低下を防いでいるという。