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全米最長のオフロードレース「Best in the Desert Vegas to Reno」、TOYO TIRE「OPEN COUNTRY」装着の三浦昂選手が初参戦でクラス優勝
2021年8月19日 15:17
- 2021年8月19日 発表
TOYO TIREは8月19日、米国ネバダ州で開催されたオフロードレース「Best in the Desert Vegas to Reno」(8月11日~14日)において、同社の「OPEN COUNTRY S×S」を供給・サポートしたチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(トヨタ車体)の三浦昂選手が、初参戦でクラス優勝したと発表した。
「Best in the Desert Vegas to Reno」は、北米で最も長い行程(約800km)を走破するオフロードレース。同レースの参加者は、ネバダ州南西部のラスベガスを出発し、荒涼とした土漠や砂漠、鋭利な岩肌の山岳地帯などの過酷な路面を休むことなく走り続け、同州北西部のリノを目指した。
三浦選手が出場したクラスは、Best in the Desertシリーズ独自の車両規格を定めたUTV(ユーティリティ・タスク・ビークル)を用いて走る「UTV Sportsmanクラス」。クラス優勝した三浦選手は「今回、初めて北米のオフロードレースに参戦させていただき、数えきれないほど多くの発見がありました。北米オフロードレース未経験の日本人選手の挑戦をサポートするという、TOYO TIRE様の新たな取り組みに関われたことを光栄に思うとともに、私にこのような世界の舞台へチャレンジする機会を与えてくださったことに感謝しています。500マイルという果てしない道のりは、タイムを競う緊張感とあらゆる難関の連続で容易なものではありませんでしたが、素晴らしいチーム体制のおかげで、必ずゴールできると信じ自分のパフォーマンスを発揮することに集中できました。また、『OPEN COUNTRY S×S』が、あの過酷なルートをノーパンク、無交換で私の走りを支え、クラス優勝という最高の結果に導いてくれました。ご声援ありがとうございました」とコメントしている。
北米でのみ販売されるOPEN COUNTRY S×Sは、SCORE BAJAシリーズなどで優勝を重ねた「OPEN COUNTRY M/T-R」の性能とデザインを、SSV(サイド・バイ・サイド・ビークル)専用に小型化したもの。その大きな口径が車高を確保し、障害物に対応するとともに、過酷なオフロードレースへの参戦を通して開発された耐久性の高い構造と最先端のコンパウンドにより、岩場やぬかるみ、凹凸のある道でもレスポンスのよいトラクションを発揮するという。