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KTC、金色に輝く工具 ネプロス「iPゴールドシリーズ」
2021年8月25日 17:53
- 2021年9月 発売(数量限定)
- 単品:1万円~1万3000円(税別)
- セット品:1万4500円~44万500円(税別)
物理的な視認性を高めて置き忘れや紛失を予防
KTC(京都機械工具)は、ゴールドカラーの表面処理を施したネプロス(nepros)「iPゴールドシリーズ」を数量限定で9月に発売する。ラチェットハンドル単品2アイテム、セット品15アイテム、計17アイテムをラインアップし、価格は単品が1万円~1万3000円(税別)、セット品が1万4500円~44万500円(税別)。
ネプロス史上初採用となるゴールドは、暗がりの中でハンドツール自体を目立たせ、作業中の置き忘れや紛失を防止する視認性に優れたカラー。すでに工具に関してはさまざまな管理方法が作業現場で検討・採用されているが、ハンドツールの置き忘れや紛失は重大事故につながることから、物理的な視認性の高さが重要だと考え、今回ゴールドを採用したという。
シリーズ名称に付けられている「iP(イオンプレーティング)」とは、イオン化した金属を蒸着させる表面処理の一種で、宇宙開発技術の1つとして1950年代に開発されたもの。工具で主に使われる従来の湿式メッキ(クロムメッキやニッケルメッキ)に比べて、密着性・表面耐久性に優れているのと、iP被膜は金属アレルギーの心配のないチタンを主に使用しているため、人に優しい仕上がりが特徴。iPゴールドは、通常のクロムメッキの上にiP処理が施されているという。