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スバル、“ワイルド”なSUV「フォレスター ウィルダネス」米国で初公開 車高アップなど走破性能強化
2021年9月2日 23:18
- 2021年9月2日(現地時間) 発表
スバルは9月2日(現地時間)、“ワイルド”なSUV「フォレスター ウィルダネス」を、米国のスバルオブアメリカ公式Webサイトで公開した。米国でのスタート価格は3万2820ドル。
フォレスター ウィルダネスは、米国で展開しているトレイル機能を強化した「ウィルダネス(Wilderness)」シリーズの第2弾モデル。
専用シャーシやサスペンションコンポーネントにより、フォレスター ウィルダネスの最低地上高は9.2インチ(約233mm)と、他のフォレスターよりも0.5インチ車高をアップ。より長いコイルスプリングとショックアブソーバーによって追加のロードクリアランスを生み出しながらも、特別なチューニングによって乗り心地とハンドリング性能を両立させたという。
パワーユニットは水平対向4気筒2.5リッター直噴エンジンを採用。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化したリニアトロニックを組み合わせることで駆動力を高めた。また、空冷オイルクーラーを追加することで標準モデルの2倍に当たる3000lbs(約1360㎏)の牽引能力を実現している。
外観は、マットブラック仕上げの専用17インチアロイホイールが取り付けられ、タイヤは泥や砂利道でのトラクションを増加させるために横浜ゴム「GEOLANDAR」を装備。フロントグリル、ホイールアーチクラッディングなど、全体的にマットブラックのパーツで仕上げられたスタイリングを採用して、オフロードでのパフォーマンスを視覚的に伝えるためのデザインとした。
また、標準モデルに対して幅を約20mm拡大したルーフレールでは最大積載量を増やすとともに、片側3か所のレッグ部分にそれぞれロープ穴を設け機能性を強化している。
内装では、濡れているものや泥だらけのものなどアウトドア用品の持ち運びに適した耐水性の素材を使用。そのほか、ルーフラックの動的耐荷重として220ポンド、駐車時に最大800ポンドをサポート、大型のルーフテントを装着することができるという。