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「グランツーリスモ7」が2022年3月4日登場 シリーズ集大成として原点回帰

2021年9月10日 発表

「グランツーリスモ7」が2022年3月4日にPS5とPS4同時リリース決定

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは9月10日、PS5版とPS4版の「グランツーリスモ7」を、2022年3月4日に同時リリースすることを発表。グランツーリスモ公式Webサイトでは、詳細情報が公開された。

 初代「グランツーリスモ」から25年。「GT7」の目標は、長きにわたるシリーズのファンだけでなく、クルマをよく知らない初心者にも、過去150年もの自動車の文化とレースの文化のすべてを伝えられるデザインにすること。GT7では、シリーズの集大成として、ゲームシステム、ゲームボリューム、あらゆる面で大きな進化を遂げたという。

 最高のグランツーリスモの体験として、伝統の“GTモード”が“キャンペーンモード”として復活。「グランツーリスモ」のプレイ体験の原点に戻り、プレイヤーはGTワールドのマップからスタートすることになる。

Gran Turismo 7 - PlayStation Showcase 2021 Trailer | PS5
「PlayStation 5」ゲームタイトルショーケースにおいて公開された「グランツーリスモ7」

「GTカフェ」「中古車ディーラー」が登場

 GT7では、これまでのシリーズ以上に“カー・コレクション・ゲーム”としてデザインされ、カー・コレクションを始めるきっかけとなり、またゲームの序盤をナビゲートしてくれる場として、新たに「GTカフェ」が登場。プレイヤーは、そこで依頼される“文化的な意味を持つカーコレクション”を、レースに出場してプレゼントカーとして獲得したり、ブランドセントラルや中古車ディーラーで購入しながらコンプリートしていく。

チューニング

 GT7では、エンジンのチューニングにとどまらず、サスペンションやトランスミッションのギヤ比、ブレーキ、タイヤなど、さまざまなパーツの交換と調整を重ねて自分好みのクルマに仕上げることができる。カスタムやメンテナンスを請け負う「GTオート」も復活。ホイールの交換や、クルマのワイドボディ化、ロールケージやエアロパーツの装着などのドレスアップが楽しめるほか、エンジンオイルの交換や、洗車も行なえる。

リバリーエディター

 クルマに施されたカラーリングやステッカーなどのリバリーを自在に変更、編集できる「リバリーエディター」も、GT7ではパワーアップ。ユーザーインターフェースを改良し、実用性とアクセシビリティを向上させた。

伝説のサーキット「トライアルマウンテン」「ハイスピードリンク」が復活

 登場するサーキットには、「トライアルマウンテン」や「ハイスピードリンク」といったシリーズを象徴する歴史的サーキットが復活。時代に合わせてレイアウトの一部に手が加えられているだけでなく、プレイステーション5ではその表現力に合わせて、よりディテールに富んだリッチなコースに仕上げられた。

時間変化・天候変化シミュレーション

「PlayStation 5」ゲームタイトルショーケースにおいて公開された「グランツーリスモ7」

 GT7では、より自然でリアルな時間変化および天候変化を実現。NASAの学術データベースをはじめとする膨大な気象観測データを手がかりに、グランツーリスモ独自の方法で、大気中のエアロゾル粒子の粒径分布や濃度分布の空間的・時間的な状態の再現を地球規模のスケールで実施。時間や天候に対するリアルで複雑な空模様、光の変化を表現したという。

スケープス

「スケープス」は、世界43カ国、2500ロケーションを超える撮影スポットで、お気に入りのクルマの写真を存分に撮影できる機能。HDR技術とレイトレーシングを用いたフォトリアリスティックな撮影、高度なイフェクトや、流し撮りが可能。そこで撮影した写真は、自分と同じ情熱を持つほかのプレイヤーと共有できるようにした。

PlayStation Showcase 2021 [日本語 : JAPANESE]