ヤマハ、「MT-10」「MT-10 SP」2022年モデル発表 直列4気筒エンジン搭載のロードスポーツ

　ヤマハ発動機は11月10日、MTシリーズのフラッグシップモデル「MT-10」「MT-10 SP」2022年モデルを、イタリア・ミラノで11月25日から開催される「EICMA（国際モーターサイクルエキシビション）」に出展すると発表した。2022年2月に欧州で発売され、日本での発売は2022年秋以降を予定している。（MT-10 SPは2022年中ごろに欧州発売予定）。

　MT-10/MT-10 SP 2022年モデルの詳細は明らかにされていないが、従来モデルのMT-10/MT-10 SPは、直列4気筒エンジンを搭載する排気量1000ccクラスのロードスポーツモデル。

　2022年モデルの「MT-10」は、“意のままに操れるストリート最強のスポーツ性能”と“多用途で楽しめる機能”を集約させたモデル。「MT-10 SP」は、アップデートしたオーリンズ製電子制御サスペンション、アンダーカバーなどを装備した上級モデルとなる。

　2022年モデルの「MT-10」は“MT-king’s Dignity”をコンセプトに開発。主な特徴は、1）吸排気系を見直し、EU5適合化と出力アップを図ったエンジン、2）操る悦びを体感できるサウンドデザイン、3）トラクションコントロールやスライドコントロールシステムなど、IMU（Inertial Measurement Unit）搭載による高精度な各種電子制御、4）設定した速度に最高速度を制限できる当社初採用のYVSL（Yamaha variable speed limiter）、5）滑らかなシフトアップ＆ダウンが可能なクイックシフター、6）次世代のMTシリーズ最高峰モデルに相応しい風格とシリアスなスタイリングを追求したデザインなどとしている。

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