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ダイハツ、インドネシアで新型「セニア」発売 DNGAプラットフォーム初のBセグメントMPV
2021年11月11日 15:34
- 2021年11月11日 発表
コンパクトボディでも大人7人が乗れる3列シートを装備
ダイハツ工業のインドネシア法人アストラ・ダイハツ・モーター（ADM）は11月11日、7人乗りコンパクトMPV「セニア（XENIA）」を10年ぶりにフルモデルチェンジして、DNGAプラットフォーム初のBセグメント小型車として発売した。価格は1億9090万ルピア～2億4270万ルピア（約153万円～約194万円）。
新型セニアは、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA（Daihatsu New Global Architecture）」によるインドネシア第2弾商品で、これまで同様トヨタグループの新興国小型車事業の一環として、トヨタ自動車へのOEM供給も行なうとしている。
セニアは2004年にトヨタとの初の共同開発車として発売し、Bセグメントのコンパクトなボディサイズながら大人7人がしっかり乗れる3列シートの広い室内空間を実現するとともに購入しやすい価格設定とし、インドネシア市場における新ジャンルを切り開いてきたダイハツの基幹モデル。発売からの累計販売台数は、ダイハツがインドネシアで販売する商品において最大となる約68万台。
今回のフルモデルチェンジにあたり、プラットフォームを一新し、セニアとして初めてFFレイアウトを採用、高効率パッケージングを実現し、広くて使いやすい室内空間をさらに進化させている。また、D-CVTを採用し、燃費性能を向上させながら、快適な走行性能を両立。さらに、インテリア・エクステリアデザインはよりスポーティな印象に仕上げるとともに、使い勝手のよさも向上させながら、手頃な価格に設定している。
安全性能については、2021年4月に発売した新型コンパクトSUV「ロッキー」に続き予防安全装備「スマートアシスト（現地名：Advanced Safety Assist）」を導入し、高まる安全・安心への要望に応えた。エンジンは1.3リッター（1NR-VE）と1.5リッター（2NR-VE）を設定し、トランスミッションはCVT（D-CVT）と5MTを用意している。生産工場はアストラ・ダイハツ・モーターのスンター車両工場。
