スバル、アイサイトのデータを活用して物体速度検出アルゴリズムを作成する「SUBARU 画像認識チャレンジ」開催

オープンイノベーションで開発の加速を狙う

　スバルは11月19日～2022年1月31日の期間、AI開発拠点であるスバルラボ（SUBARU Lab）にて、データ分析コンペティション「SUBARU 画像認識チャレンジ」を実施する。

　2030年に“死亡交通事故ゼロ”の実現に向け、運転支援システム「アイサイト」と「AIの判断能力」の融合で安全性をさらに向上させる研究開発を推進しているスバル。

　今回実施するSUBARU 画像認識チャレンジは、開設から約1年が経過したスバルラボの新たな取り組みで、スバルとして初めてアイサイトの画像データ12万枚以上を一般公開し、この画像データセットを用いた物体速度検出アルゴリズムを社外から募集するもの。このような取り組みを通じて外部エンジニアとの接点を創出し、オープンイノベーションや人材採用活動をさらに加速させるのが狙い。

　SUBARU 画像認識チャレンジは、データ分析コンペティションを運営するSIGNATEのWebサイトを活用して開催され、期間中は何度でも挑戦が可能となっている。また、コンペティションの優秀成績者には報奨金（1位：100万円、2位：60万円、3位：40万円）が用意されている。