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カーメイト、国内メーカー初の装着ミスを音で知らせるチャイルドシート「エールベベ・クルットR」
2021年11月22日 06:00
- 2021年12月上旬 発売
- オープンプライス
側面だけでなく後ろ向き装着時は追突の衝撃もやわらげてくれる
カーメイトは、“使い心地”“安全”“快適”を追求したチャイルドシート「エールベベ・クルット」から、新安全規則R129(改良型幼児拘束装置)に適合した「エールベベ・クルットR」シリーズを12月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。
エールベベ・クルットRシリーズは、ISOFIXタイプでもミスユースがある「サポートレッグ」の床面への接地不足対策として、国内メーカーとしては初めて床面に正しく接地するまで警告音が鳴るアラート機能を装備。「ザ・ファースト」と「グランス」の2タイプが設定され、ともに高級感あるレザー調生地を採用。上位グレードのザ・ファーストは、除菌機能生地「Agピュア」や、足下まですっぽりと覆えるLLサイズのサンシェードを採用。グランスは使いやすい機能が充実したモデルで、4つのカラーをラインアップしている。
新安全規則「R129」に適合する「クルットR」の進化のポイント
R44モデル(クルット6i)と比較した頭部への衝撃は側突時で約20%、追突時で約60%減少
クルットRは、新生児クッション、側面クッション、ビッグサイドガードにより、側面衝突の衝撃がR44モデルから約20%減少。また、厚みが合計100mmの頭部側面、後頭部70mm、背中75mmの衝撃吸収クッションを使用し、側面だけでなく後部の衝撃からもしっかりガードする構造となっているという。
警告音で「サポートレッグ」の接地不足を防止
サポートレッグが車内の床面に正しく接地していないと、チャイルドシートは安全機能を充分に発揮できないことから、クルットRでは正しく取り付けていないとアラートする、ミスユース防止機構を装備。
後ろ向き装着での追突時には、新構造のハーネスカバーが赤ちゃんへの衝撃を抑制
チャイルドシートの後ろ向き装着は、主に前面衝突の衝撃を抑える構造になっているが、クルットRでは後ろから追突された時でも赤ちゃんの首や頭へのダメージを抑制する「ハーネス用カバー」を装備している。
子供の成長に合わせて簡単に語ベルトの調節が可能
R44モデルと比較して、背もたれの高さ、シートの内寸幅を広げたことにより、成長による窮屈さを軽減。また、子供の成長に合わせて、ヘッドレスト上部のレバーを操作することで、肩ベルトの高さをより簡単に調節できるように仕様を変更。
赤ちゃんが舐める部分に除菌機能生地「Agピュア」を採用
Agピュアは、生地に付着した菌を銀イオンの力で約99%除菌するカーメイト独自開発の生地。菌が増殖しやすい新生児クッション側面や本体カバー座面、よだれパッドに採用。また、舐めても安心なうえ、玩具の安全性に関する欧州規格「EN71-3」の基準をクリアしたワッフル生地でやさしい肌触りとなっている。
前モデルから継続している安心・快適機能
肩ベルトが跳ね上がった状態をキープでき、赤ちゃんの腕を通しやすく乗せ降ろしがしやすい「ジャンピングハーネス」を採用。また、寝ている赤ちゃんを起こさないスムーズで静かな回転。赤ちゃんを抱っこしたまま片手での操作が可能な「クルットノブ&サイレントターン」を搭載。
クルマのチャイルドシート固定金具にコネクターで固定するため、初心者でも簡単かつ確実に取り付けが可能な「らくらくがっちりISOFIX取付」を採用。さらに、後ろ向き使用で前面衝突時に強い衝撃が加わると、背もたれの角度が変化して赤ちゃんへの衝撃を緩和する独自開発により特許も取得している安全機構「衝撃吸収ベビーキャッチ」を完備。
その他にも、赤ちゃんをすっぽりと包み込み頭部をしっかりガード。窓ガラスなどの飛散物から赤ちゃんを守りる「「ビッグサイドガード」。車内に入り込む紫外線、エアコン風から赤ちゃんを守る「ワイド&ムービングサンシェード」。大人の2~3倍汗をかくといわれる赤ちゃんのためにムレを軽減する「1695個のエアーホール」を搭載、肩ベルトを外さずにカバーを着脱できるだけでなく、洗濯機で丸洗いができる「らくらくウォッシャブルカバー」などを備えている。