ニュース
室屋義秀選手、超低高度で富士スピードウェイのコース上を飛ぶ 水素カローラもデモ走行
2021年11月28日 12:03
- 2021年11月28日 開催
エアレース世界チャンピオンである室屋義秀選手は11月28日、SUPER GT最終戦を開催中の富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で「“Challenge for the future” Yoshi MUROYA × LEXUS Special Flight」と題したフライトパフォーマンスを披露した。前日は、室屋選手単機によるフライトパフォーマンスだったが、決勝日となる28日はパフォーマンスの直前に、水素カローラ、リーフNISMO RC、NSXが登場。GT500クラスに参戦するトヨタ、日産、ホンダのクルマが彩りを添えた。
さらに、それらのクルマの先導はレクサスのオープンカーが担当。後席にはSUPER GTを運営するGTAの坂東正明代表が座っていたほか、ドライバーは中嶋一貴選手、助手席は今シーズン限りでSUPER GTを引退する星野一樹選手と、カズキ×カズキが坂東代表をエスコートする形になっていた。
天候に恵まれたなか、室屋選手はフライトパフォーマンスを実施。アクロバット飛行の時間は土曜日よりも短かったものの、メインストレート上のフライパスは圧倒的な低高度で実施。記者もこれまでいくつか室屋選手のフライトを見てきたが、驚きの低高度で飛んでいたのが印象的だった。
ちなみに富士スピードウェイのスタッフに写真を見てもらったところ、「ブリッジの上から3mくらいですかね?」とのこと。世界でも有数の正確な操縦技術を持つ室屋選手ならではのフライトを見せていた。
“Challenge for the future” Yoshi MUROYA × LEXUS Special Flight@ FUJI SPEEDWAY