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日産、全固体電池を統合した新ハードウェアを使用する「BEVコンセプトカー」3台を世界初公開
2021年11月29日 12:00
- 2021年11月29日 発表
全固体電池を活用した新たなプラットフォームを構築
日産自動車は11月29日、環境問題や社会課題、変化するユーザーニーズに対応し、よりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現と、真に持続可能な企業となることを目指す長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表。
同時に、日産が目指す電動化の未来を示すものとして、先進技術をパッケージ化することで、最高の体験を実現する新しいコンセプトカー3台を公開した。これらのコンセプトカーは、日産が将来提供しようと考えている先進的なクルマの幅広いラインアップやエコシステムの可能性を示したものとしている。
これらのコンセプトカーには「日産EVテクノロジービジョン」が採用され、小型化された各コンポーネントを統合し、高いエネルギー密度の全固体電池を組み合わせることで、クルマ個体の新たなパッケージングを切り拓くという。ハードウェアの構造も最適化することで、今後ますます複雑化するソフトウェアの性能を最大限に引き出せるものを目指すとしている。
また、日産は自社が描いている電動化の最前線を体験できるイベントとして「Nissan Futures」を展開。過去から現在、そして未来へと続く日産の挑戦を、リアル(日産グローバル本社ギャラリー)と、オンラインによるバーチャルで体験できる準備をしている。