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KINTO、クルマのサブスクに「解約金フリープラン」導入 月額利用料約5か月分相当の申込金で中途解約金をゼロに

2021年12月1日 発表

 KINTOは12月1日、クルマのサブスクリプションサービス「KINTO ONE」に月額利用料の約5か月分に相当する申込金を支払うことで、中途解約にかかる解約金をゼロにする「解約金フリープラン」を、2021年12月14日より追加すると発表した。

「解約金フリープラン」では、中途解約金をゼロにするとともに、契約時に設定した利用期間の満了時に月額利用料の約3か月分に相当する申込金を支払うことで、引き続きクルマを利用できるようにもした。

 これまでに、利用者から「期間に縛られず、その時々の状況に応じて、クルマの利用を途中でやめたい」「クルマを引き続き利用したい」といった声があったという。KINTOでは新たに追加する「解約金フリープラン」と、既存の「初期費用フリープラン」の2つのプランを用意。支払い方法を選択できるようすることでフレキシブルなサブスクサービスへの進化を目指す。

月額利用料の約5か月分相当の申込金で、中途解約にかかる解約金をゼロに

「解約金フリープラン」では、契約の際、月額利用料の約5か月分に相当する申込金を支払うことで、中途解約にかかる解約金をゼロにする。これまでの「初期費用フリープラン」では、中途解約の場合、残りの利用期間に応じた解約金を支払う必要があるが、新プランでは、これが不要となるため、より柔軟にクルマの利用期間を決められるようにした。

契約満了時、月額利用料の約3か月分相当の申込金で、再契約も可能に

「初期費用フリープラン」では、契約時に設定した利用期間(3・5・7年から選択)の満了時、利用者に「お乗りのクルマの返却」か「KINTOで新たなクルマの契約」のいずれかを選択してもらう。

 これに対し「解約金フリープラン」では、利用期間を3年からスタートとする一方、満了時、月額利用料の約3か月分に相当する申込金を支払うことで、「これまでお乗りのクルマの『再契約』」も選べるようにした(「再契約」は2回まで。同社規定の審査申込みが必要。1回あたりの利用期間は2年のため、最長7年利用可能)。

月額利用料は最大約30%安く、長く乗れば乗るほどリーズナブルに

「解約金フリープラン」の月額利用料は、所定の申込金を支払うことで、当初設定する3年の利用期間中、「初期費用フリープラン」に比べて、約10%安くなるとしている。

 加えて、「再契約」の場合には、その都度、所定の申込金を支払うことで、3年の利用期間中と比較して、月額利用料は約15%、さらに、2回目の「再契約」の場合には約30%安くなるため、長く乗れば乗るほどリーズナブルにクルマを利用できるとしている。