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レクサス「LX」、10スピーカー+8チャンネルフルデジタルアンプで構成されるパイオニアのサウンドシステム標準装備

2021年12月1日 発表

レクサス 新型SUV「LX」

ラグジュアリーなサウンド空間とパワフルな低域再生を実現

 パイオニアは12月1日、同社のサウンドシステムがレクサス(トヨタ自動車)の新型フラグシップSUV「LX」(12月以降発売予定)に標準装着される「レクサスプレミアムサウンドシステム」として採用されたと発表した。

 今回採用されたレクサスプレミアムサウンドシステムは、インパネやドアなどに配置される10個のスピーカーと、同社が長年培ってきた高音質技術に加え、最新のデジタル信号処理技術を搭載した8チャンネルフルデジタルアンプで構成。フラグシップSUVにふさわしい力強さと洗練さを兼ね備えたサウンドシステム。第1弾となる「NX」への採用に続き、同社が長年培ってきた高音質技術と最新のデジタル信号処理技術を詰め込み、次世代レクサスにふさわしいラグジュアリーなサウンド空間とパワフルな低域再生を実現するとしている。

 専用開発のボックスサブウーファーをデッキサイドに、新型18cmウーファーをフロントドアに配置し、進化した歪みの少ない迫力のある低音を再生。また、ハイレゾ音源に対応した新型CST(Coherent Source Transducer:1つの筐体にミッドレンジ+トゥイーターの2つのスピーカーを内蔵するユニットのこと)をインパネサイドに配置し、取り付け位置や角度にまでこだわった緻密な搭載設計によって、立体的かつ上質な音場を創出する。

 新開発の8チャンネルフルデジタルClass-Dアンプは、小型軽量化や省電力化とともに、高性能アンプICを採用するなど回路の高音質化を図り、ハイレゾ音源の再生にも対応。圧縮音源もハイレゾアップコンバート機能により限りなくハイレゾ音源に近づけるとしている。さらに、独自の最新音響解析技術を用いた音響チューニングを施すことで、広がりのあるステージ感とクリアな中高音や重厚でキレのある低音再生を実現した。