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グッドイヤー、ウエットグリップ性能「a」獲得「イーグル エフワン スーパースポーツ」「エフィシェントグリップ パフォーマンス 2」を投入する2022年新商品説明会
2022年1月31日 16:50
- 2022年1月31日 開催
日本グッドイヤーは1月31日、3月1日に発売する「EAGLE F1 Super Sport（イーグル エフワン スーパースポーツ）」と、2月1日に発売する「Efficient Grip Performance 2（エフィシェントグリップ パフォーマンス 2）」という、2022年の新商品について説明する「グッドイヤー2022年新商品説明会」をオンライン開催した。
同発表会に登壇した、同社代表取締役社長の金原雄次郎氏は「今年2022年は、日本グッドイヤーの創立70年を迎え、これまでの70年間グッドイヤーは日本市場のニーズにあった商品やサービスを、適切なタイミングで供給してまいりました。今後もこの取り組みをさらに一層強化してまいります」と、2つのプレミアムタイヤの新商品投入に加えて、同社戦略商品となるオールシーズンタイヤついても商品ラインナップをさらに拡充していく予定であると予告した。
また、グッドイヤーのグローバルのモータースポーツ活動について触れた金原氏は、「グッドイヤーはかつてF1で最多勝利記録、通算368勝を達成致しましたが、近年モータースポーツへの取り組みをグローバルで再び強化してきております。ル・マン24時間レースを代表とする世界耐久選手権への復帰、世界ツーリングカップ、eツーリングカーワールドカップへのタイヤ供給の開始などの取り組みで、グッドイヤーはモータースポーツを超高性能タイヤ開発における、極めて重要な活動と位置付けております。イーグル エフワン スーパースポーツは、グッドイヤーのスポーツ系ブランドであるイーグルシリーズの最高峰のタイヤで、レース活動に裏付けられた、自信を持ってお勧めできる商品でございます」と、新商品のイーグル エフワン スーパースポーツの位置付けを強調した。
ウエットグリップ性能「a」を獲得するイーグル エフワン スーパースポーツ
具体的な商品の特徴については、商品企画部長の岸宗弘氏から説明があり、2つの商品は、いずれも欧州で開発されたタイヤであることが紹介された。
イーグル エフワン スーパースポーツは、グッドイヤーのスポーツタイヤブランド「イーグル」の最高峰モデルとしてハイパフォーマンスカーに向けて開発した商品。スポーツカーのほか高性能セダン、SUVに向けて18インチから21インチまで計20サイズをラインアップする。
ラベリング制度における転がり抵抗性能で「B～A」、ウエットグリップ性能で「a」を獲得。295/30ZR20 101Y XLと275/40ZR18 103Y XLの2製品は、転がり抵抗性能で「A」、ウエットグリップ性能で「a」を獲得し低燃費タイヤとなっている。
岸氏からは、イーグル エフワン スーパースポーツでは主にグリップ性能とハンドリング性能の向上に取り組んだことが説明され、従来モデルのEAGLE F1 ASYMMETRIC 5（イーグル エフワン アシメトリック ファイブ）との比較では直進安定性が向上し、ハンドリングとウェットブレーキ性能が高まり、ドライブレーキやラップタイムも従来モデルを超えることなどが示された。
転がり抵抗性能「A～AA」、ウエットグリップ性能「a」を獲得する「エフィシェントグリップ パフォーマンス 2」
エフィシェントグリップ パフォーマンス 2はコンフォートカテゴリーのフラグシップモデルで、15インチから18インチまで計21サイズをラインアップする。ラベリング制度における転がり抵抗性能で「A～AA」、ウエットグリップ性能で「a」を獲得して、「低燃費タイヤ」と位置付けられる。
岸氏はコンフォートタイヤであるエフィシェントグリップ パフォーマンス 2についても、アウトバーンのある欧州で求められる高速域での安定性やウェットグリップ性能をもたせた製品であることを強調した。
エフィシェントグリップ パフォーマンス 2の開発においては、ウェット性能、耐摩耗性能、ドライハンドリング性能の向上に取り組んだことを説明。従来モデルのエフィシェントグリップ パフォーマンスとの比較で、ライフ性能とパターンノイズ性能を大幅に向上させたことなどが強調された。
