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ホンダ、「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」を一部仕様変更

2022年3月10日 発売

CBR1000RR-R FIREBLADE:242万円

CBR1000RR-R FIREBLADE SP:278万3000円

CBR1000RR-R FIREBLADE SP(グランプリレッド)

 本田技研工業は2月25日、大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の一部仕様を変更して3月10日に発売すると発表した。価格は、CBR1000RR-R FIREBLADEが242万円、CBR1000RR-R FIREBLADE SPが278万3000円。

 今回の一部仕様変更により、パワーユニットは中速域における加速性能の向上を目的に、吸気ポート内径の一部を絞る形状に変更することで、吸気流速を上げて充填効率をより高め、エンジン回転数11000rpm付近の出力向上に寄与。また、エキゾーストパイプの集合部形状と触媒構造を変更し排気抵抗の最適化を図るとともに、ドリブンスプロケットの丁数を前モデルの40丁から43丁に変更することで力強い後輪駆動力を得た。

 エアクリーナーの底面形状とインテークファンネルの形状を最適化し、スロットル操作時における吸気の流れをスムーズにするとともに、スロットルバイワイヤのリターンスプリング荷重を低減させたことで、スロットル操作における応答性に寄与するという。

 そのほか、Honda セレクタブル トルク コントロールの制御については、介入時のスロットルの操作性に寄与させることを目的に制御プログラムを変更。また、CBR1000RR-R FIREBLADE SPに標準装備されているクイックシフターの制御は、変速操作時の燃料噴射停止時間を短縮させエンジン回転数の変動を抑えることで、変速後のトルク回復をよりスムーズにし変速ショックの低減に寄与させた。

 足まわりでは、CBR1000RR-R FIREBLADEに採用している、NISSIN(日立Astemo)製フロントブレーキキャリパーのピストン材質や表面処理の変更を行なうことで、サーキット走行における高負荷時の熱によるブレーキレバー操作の遊び量変化の低減に寄与させた。

 カラーリングは、CBR1000RR-R FIREBLADEでは、ブラックのホイールにトリコロールの「グランプリレッド」の1色を設定。CBR1000RR-R FIREBLADE SPでは、ゴールドのホイールにトリコロールの「グランプリレッド」と、ブラックを基調とした「マットパールモリオンブラック」の計2色を設定した。

CBR1000RR-R FIREBLADE (グランプリレッド)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP(グランプリレッド)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP(マットパールモリオンブラック)