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トヨタ車体、超小型EV「コムス」の積載量拡大など一部改良を実施
2022年3月15日 06:30
- 2022年4月1日 発売
- 79万9700円~98万4500円
ユーザーの要望に応えて細かい改良を実施
トヨタ車体は、1人乗りの超小型EV(電気自動車)「コムス」を一部改良し、4月1日に発売する。価格は79万9700円~98万4500円。
トヨタ車体の独自ブランド「コムス(2代目)」は2012年7月に誕生し、10年間で約9500台を販売。ユーザーニーズに合わせた超小型EVで、走行時のCO2排出量ゼロで環境にやさしく、狭い道での走行や狭いスペースでも駐車しやすいことから、宅配や宅食などの配送サービス、観光や自治体のシェアリングサービスなどに多く利用されている車両。
モデル | シリーズ | 価格 |
---|---|---|
P・COM | - | 96万300円 |
B・COM | デリバリー | 98万4500円 |
デッキ | 94万500円 | |
ベーシック | 79万9700円 |
今回の改良では、宅配や宅食などの小口配送サービスをはじめとしたユーザーからの要望を受け、3つのバリエーションごとの使われ方に合わせて最大積載量を拡大。個人使用の「P(パーソナル)・COM」と、お弁当などの宅食配達での用途が多い「B(ビジネス)・COMデリバリー」は最大積載量を30kgから45Kgに拡大。飲料などの宅配に多く利用されている「B・COMデッキ」は最大積載量30kgを90kgへと拡大。1回の積載量が拡大することで、拠点への戻り回数の低減にもつながり、配達時間・移動時間の短縮につながるとしている。
そのほかにも、ユーザーからの声をもとに、パーキングブレーキのかけ忘れ/戻し忘れ警告を追加。充電ケーブルの長さを3mから5mに延長したほか、キャンバスドアのカラーをブラックからグレーへと変更している。