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キーパー、ウィンドフレームモールの白サビを防ぐ新サービス「アルカリブロックキーパー」

2022年4月上旬から順次開始

3万3600円~4万7300円

新サービス「アルカリブロックキーパー」

 KeePer技研は、ウィンドフレームモールなどに発生する白サビ(アルカリサビ)を解決する新サービス「アルカリブロックキーパー」を、4月上旬から全国のKeePer LABO、KeePer PROSHOPで順次販売を開始する。価格は3万3600円。ルーフレールと同時施工の場合は4万7300円。

 新サービスのアルカリブロックキーパーは、特許準備中の特殊な手法を用い、耐アルカリ性の特殊なシリコーンオリゴマーで厚い被膜を作ることにより、白サビ(アルカリサビ)の元であるアルカリ雨の浸透をシャットアウトし、アルカリサビを防止する。

アルカリブロックキーパーの実験イメージ

 多くの外国車(PSA製を除く)のウィンドフレームモール(アルミナ製)などに発生する「白サビ(アルカリサビ)」は、付着すると普通の洗車では取ることができず、窓枠の金属モールを取り替える人もいるという。

 外国車の窓枠の金属モールは「アルミ合金」でできており、表面をアルマイト処理でサビ止めされているため、ヨーロッパで降る「酸性雨」には強い一方、日本では中国のゴビ砂漠や、タクラマカン砂漠から発生する「黄砂」が偏西風に乗って飛来。ほぼケイ酸塩鉱物で構成される黄砂は、水に溶けるとアルカリ性の「アルカリ雨」となるため、外国車のアルミ合金のモールを白くサビさせる原因となっている。

アルカリ雨発生のメカニズム
白サビのイメージ
施工イメージ