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ポルシェ、EVオーナー向け普通充電器「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」を太平洋クラブ全コースに設置

2022年4月29日 提供開始

ポルシェのEV(電気自動車)「タイカン」

約4時間で約100km、約9時間で約300km走行可能な分の充電が可能

 ポルシェジャパンは、ホテルやゴルフ場といった目的地となる場所に設置する「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」を太平洋クラブ全コースにそれぞれ2基ずつ開設し、4月29日から提供を開始する。

 今回、太平洋クラブには各コース2基ずつの普通充電器ポルシェモバイルチャージャー(8kW出力)を施設内の駐車場へ設置。約9時間で80%以上(走行距離300km分)の満充電近くまで完了し、4時間程度の滞在であっても約100km走行可能な充電を可能としている。

 ポルシェジャパンは、ポルシェのEV(電気自動車)オーナー向けに独自の充電ネットワークを日本全国にて展開。ポルシェデスティネーションチャージングステーションは、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設を中心に展開する普通充電器設置プログラムで、設置されている施設利用者のポルシェEV、PHEVは無償で充電が可能となる。

 2020年10月に1つ目となる箱根エリアでの開設以降、設置施設を順次拡大し、現在58か所(119基)が稼働している。また、ポルシェジャパンでは、CHAdeMO規格において国内でもっともパワフルな150kWの出力に対応した都市型充電インフラ「ポルシェ ターボチャージングステーション」も展開しており、虎ノ門ヒルズをはじめ、東京、名古屋、大阪にて6か所(11基)が稼働している。

写真は箱根「富士屋ホテル」に開設されたポルシェデスティネーションチャージングステーションの充電施設

 ポルシェジャパンは、急速充電器(最大150kW級出力、CHAdeMO規格)と普通充電器(8kW出力)の独自の充電ネットワークを展開するほか、日本国内のポルシェセンター34拠点38基のポルシェターボチャージングステーションと同規格のDCチャージャーが稼働しており、ポルシェセンターでの設置は2023年末までにすべて完了する予定としている(それぞれの設置数は、2022年4月13日時点のもの)。

太平洋クラブ 充電サービスの概要

利用開始日:2022年4月29日から利用開始
設置場所:太平洋クラブ全18コース(各コース2基ずつ)
料金:無料(対象車種:ポルシェ電気自動車)
※上記以外の車種は1500円/台(1基につき1日/1台)
利用方法:事前予約制(空きがあれば当日対応可能)