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ポルシェ、目的地型充電ステーションの1つ目を箱根「富士屋ホテル」に開設

施設利用者のポルシェ EV、PHEVは無償で充電可能

2020年10月7日 発表

ポルシェデスティネーションチャージングステーションの1つ目の充電施設を箱根「富士屋ホテル」に開設

 ポルシェジャパンは10月7日、ホテルやゴルフ場など目的地となる場所に設置される、ポルシェデスティネーションチャージングステーションの1つ目の充電施設を、箱根のクラシックホテル「富士屋ホテル」に開設したことを発表した。

 ポルシェデスティネーションチャージングステーションは、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設を中心に展開する普通充電器設置プログラムで、設置される施設利用者のポルシェ EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド)は無償で充電が可能。

 同チャージングステーションとして1つ目の拠点となる富士屋ホテルには、2基の普通充電器であるポルシェ モバイルチャージャー(8kW出力)がホテル内の駐車場に設置される。ホテル滞在時間中の約9時間で80%以上(走行距離300km分)の充電が、4時間程度でも100km以上の走行距離分の充電が可能になっている。

富士屋ホテル

 ポルシェジャパンが展開する充電器モデルは、日本国内の充電基準(急速:CHAdeMO、普通:J1772)に対応しており、ポルシェ以外の国内充電基準のEV、PHEV車も充電可能。ポルシェジャパンは、急速充電器(最大150kW級出力、CHAdeMO規格)を始めとする独自の充電ネットワークを日本全国で展開しており、全国のポルシェセンターはもちろんのこと、東京・名古屋・大阪の商業施設など都市型充電ステーションや、今回のような普通充電器設置の目的地型充電ステーションなど、設置施設を順次拡大していくとしている。